「黒マスクはダサい」――。新型コロナウイルスの感染拡大が本格化し始めた頃、SNSなどでにわかに物議を醸していた黒マスク。顔の半分を黒で覆うため違和感を覚える人が多かったようだが、長引くコロナ禍で黒マスクを付ける人は激増。いまや男女問わず着用する定番色となっている。おしゃれに敏感な芸能人は黒マスクをどう着こなしたのか。
11月上旬の夜、都内をほろ酔いで歩いていたのは吉高由里子(32才)。チェックのカーディガンに赤いニットとベージュのパンツを合わせ、全体的にゆったりとしたオーバーサイズのシルエットで今年らしさをプラス。赤いニットと黒マスクで大人っぽさを効かせ、独特の配色のカーディガンもセンス良く着こなしていた。
同じく夜の街で10月上旬、キャッチされたのは綾野剛(38才)。ジャケットとボトムスを上下デニムで統一した上級者コーディネートだ。ストライプのシャツは胸元を大きく開け、足元にビーチサンダルを合わせたラフなスタイルだが、黒マスクに細縁メガネを合わせてスマートな印象も感じさせるのはファッショニスタで知られる綾野ならでは。