2020年に転機を迎えた芸能人と一人と言っていいかもしれない。俳優の武田真治(47才)が、11月下旬、ミュージカル『ビューティフル』の出演を終え、愛妻の元へと帰宅する場面に遭遇した。厚手の黒いレザージャケットを羽織っても、インナーの白Tシャツからは胸板の厚さが、腕回りからはたくましさが伝わってくる。
7月1日に、21才年下のモデルの静まなみ(26才)と結婚。9月には、サックスプレイヤーとして芸能生活30周年記念アルバム『BREATH OF LIFE』を発売と、まさに充実感あふれる日々である。
そんな武田が再ブレークした武器は、2018年夏からNHKで放送された『みんなで筋肉体操』で披露したマッチョな肉体。デビュー当時の10代はジュノン・スーパーボーイ・コンテストに優勝して、いしだ壱成(46才)とともに中世的なルックスを売りにした「フェミ男」として活躍していた印象から、正反対の姿にバラエティー番組などで引っ張りだこになった。
あるテレビバラエティー制作担当者は「マッチョキャラは、ひと昔前はナルシストな男性という面が強すぎて、女性ウケは良くなかったのです。世の流れが変わったのは、ダウンタウン松本人志さん(57才)の変身から。続いて、二枚目な武田さんが出てきて、今では本来は筋肉とは最もかけ離れたイメージだったアーティストの西川貴教さん(50才)までも。もう偏見の目は無くなりましたね」と解説した。