2020年10月、大手AVメーカーのSODが、新宿・歌舞伎町に“おとなのテーマパーク”と称した飲食ビル「SOD LAND」をオープンした。同社の野本ダイトリ社長が開店の経緯をこう話す。
「以前から居酒屋『女子社員酒場』やバー形式の『Syain Bar』を経営していましたが、それだけでなくSODを代表する旗艦店を出したいと考えていました。今年7月、歌舞伎町で新型コロナのクラスターが発生した時に、“今こそ歌舞伎町に旗艦店を出し、夜の街を元気にしよう”とこの地を選んだのです」
SODの看板女優・紗倉まな(27)は、同店のオープンは「女優にとっても嬉しいこと」だと語る。
「コロナ以前は新作AVの販売時に記念イベントを行なって盛り上げていましたが、コロナの影響で減っています。そんな中、LANDはお客様と交流できる数少ない場になっています。女優がLANDに出勤することで活動の意欲が高まると嬉しいです」
同店にはセクシー女優や風俗嬢が日替わりで在籍し、フロアごとに異なるコンセプトで来店客を出迎える。例えば3階のSyain Barでは、女優1人に対して4席を設け、ソーシャルディスタンスをとりつつ十分に会話できる。料金は1時間で2750円(ドリンク・税別)から。
写真は左から、夏目響、古川いおり、紗倉まな、小倉由菜、本庄鈴。人気女優5人組が“豪華共艶”を果たしたデジタル写真集『SOD starヘアヌード接客SODランドにいらっしゃい!』は各電子書店で好評発売中だ。
■取材・文/河合桃子 撮影/佐藤佑一
※週刊ポスト2021年1月1・8日号