芸能

岡崎体育、ブレイクの理由 「当たり前」を取り入れる曲作り

(岡崎体育オフィシャルウェブサイトより)

「笑える」と「泣ける」の両刀使い(岡崎体育オフィシャルウェブサイトより)

 公開中のアニメ映画『劇場版ポケットモンスター ココ』で、シンガーソングライターの岡崎体育が主題歌をはじめとした劇中楽曲のプロデュースを担当していることが話題になっている。大のポケモン好きで知られる岡崎は、過去にテレビアニメ『ポケットモンスター サン&ムーン』のテーマ曲を担当したこともある。

 満を持して劇場版アニメのテーマソングを手がける形となった岡崎。自身が歌唱する『Show Window』以外はボーカルを別に迎えており、エンディング曲『ただいまとおかえり』は木村カエラが、主題歌の『ふしぎなふしぎな生きもの』はトータス松本が歌唱を担当している。

 特に『ふしぎなふしぎな生きもの』は公開前から「泣ける」と好評だった。映画本編のストーリーと同様、父親の子どもへの愛情を感じさせる歌詞が、人々の涙腺を刺激しているようだ。

 岡崎はいまや“ポケモン歌手”として、幅広い世代に支持されるアーティストとなった。そんな彼が最初に世間に知られるきっかけは、2016年5月リリースのデビューアルバム『BASIN TECHNO』の収録曲『MUSIC VIDEO』だった。ミュージックビデオ(MV)あるあるを詰め込んだ歌詞と実際のMVが大反響となり、多くのメディアで取り上げられた。その後も『感情のピクセル』や『FRIENDS』などが、笑える楽曲として話題になった。

「笑える」と同時に、岡崎は『ふしぎなふしぎな生き物』のように「泣ける」楽曲も得意としている。なぜ岡崎体育は、幅広い作風を手がけることができるのか? 芸能ライターの田辺ユウキ氏は、岡崎の「当たり前のことをちゃんと言う」力に着目する。

関連記事

トピックス

百合子さまは残された3人の仲を最後まで気にかけられたという(2023年6月、東京・港区)
百合子さま逝去で“三笠宮家当主”をめぐる議論再燃か 喪主を務める彬子さまと母・信子さまと間には深い溝
女性セブン
氷川きよしが紅白に出場するのは24回目(産経新聞社)
「胸中の先生と常に一緒なのです」氷川きよしが初めて告白した“幼少期のいじめ体験”と“池田大作氏一周忌への思い”
女性セブン
公益通報されていた世耕弘成・前党参院幹事長(時事通信フォト)
【スクープ】世耕弘成氏、自らが理事長を務める近畿大学で公益通報されていた 教職員組合が「大学を自身の政治活動に利用、私物化している」と告発
週刊ポスト
多くのドラマや映画で活躍する俳優の菅田将暉
菅田将暉の七光りやコネではない!「けんと」「新樹」弟2人が快進撃を見せる必然
NEWSポストセブン
阪神西宮駅前の演説もすさまじい人だかりだった(11月4日)
「立花さんのYouTubeでテレビのウソがわかった」「メディアは一切信用しない」兵庫県知事選、斎藤元彦氏の応援団に“1か月密着取材” 見えてきた勝利の背景
週刊ポスト
田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
「週刊ポスト」本日発売! 小沢一郎が吠えた「最後の政権交代を実現する」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 小沢一郎が吠えた「最後の政権交代を実現する」ほか
NEWSポストセブン