志村けんさん(享年70)が新型コロナで世を去ってから9か月あまり。その愛犬の行方が意外な注目を集めている。
きっかけは10月3日放送の『I LOVEみんなのどうぶつ園』(日本テレビ系)。番組で志村さんが飼っていた柴犬「殿くん」のその後が特集され、引き取った家政婦が紹介されたが、沢尻エリカ似の美貌に視聴者が騒然。
〈家政婦さん美人すぎ〉
〈タレントじゃないの?〉
といった声がSNSに溢れた。彼女は芸能人なのか。
「確かに女優並みのルックスですが、芸能界の経験はないようです。2児の母で、数年前から志村さんの家で働いていました。犬の散歩や家の掃除などをやっていて、何人かいる家政婦の中でも志村さんの信頼が厚かったと聞いています」(志村さんを知るテレビ関係者)
志村さんの自宅の近隣住人もこう話す。
「志村さんが亡くなった後も自宅の掃除をしたり、ゴミ出しをしたり、よく見かけました。美人だけどお高くとまった感じはなくてね。挨拶するといつも深々とお辞儀してくれるんです。ワンコもあの人に引き取られたのなら安心です」
本誌・週刊ポストも4月、彼女に話を聞いていた。
「(愛犬は)今は私と一緒に過ごしていますが、毎日少し寂しそうです。相手をしていても、落ち込んでいるなぁと感じることが多いですね」
番組では、愛犬について「少しずつ元気を取り戻している」と語っていた。天国の志村さんも安心して見守っているに違いない。
※週刊ポスト2021年1月1・8日号