「ファッションは建築。全体のバランスが重要なの」――その昔、ココ・シャネルが語った言葉である。おしゃれ上級者の芸能人たちは、どんなファッションを“建築”しているのか。芸能人5人のブランド物バッグを取り入れた私服コーデをチェックしてみよう。
8月下旬、都内百貨店で買い物をしていたのは多部未華子(31才)だ。帽子とバッグは「クリスチャン・ディオール」、サンダルは「エルメス」をチョイス。ハイブランドのアイテムをこれだけ身につけても嫌味にならないのは愛くるしいルックスゆえか。
背中が大きくあいたブラウンのタンクトップに、ベージュのパンツ、ピンクのサンダルというリラックス感満載のオフスタイルながら、“全体のバランス”は抜群。店内で一際目立っていた。
同じく「クリスチャン・ディオール」の大きめバッグを持ったのは、小泉今日子(54才)。このバッグ、約37万円という高級品だが、型崩れを気にせず荷物を詰め込めるところはキョンキョンらしい。舞台で公演中だった10月下旬の夜、ゆったりとしたワンピースに白のロングカーディガンをさらりと着こなしていた。