日本中を分断するかのごとくの大論争となっているが眞子さまと小室圭さんの結婚問題。この国民の関心事について、漫画家の倉田真由美氏が自身の見解を述べる。
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結婚の唯一にして最大の理由は、両者の合意です。こんな遠距離でこんなに反対されているのに、お互い、好きっていう気持ちを全く揺らがずに持ち続けられるのは並大抵ではありません。
小室圭さんについては、お金を返す返さない以上に、29歳にもなっていまだに職が安定せず、「国際弁護士になりたい」という漠然とした目標を追いかけているところに不安を感じます。私は『だめんず・うぉ~か~』というエッセイ漫画でさんざんダメな男=「だめんず」を取材してきましたけど、小室さんは、「俺はいつか東京ドームをいっぱいにするぜー!」って言っている売れないバンドマンと変わらないんですよね。何のために、どんな手段でその目標に向かっているのかが、自分でも分かっていないのではないでしょうか。
けれど、こんなだめんずでも、眞子さまが好きなのだからしょうがない。「世界中を敵に回しても」という眞子さまを、応援したいです。せめて小室さんには、「いま資格を取るために勉強していますが、ダメだったら帰国して普通の就職活動を」という現実的な説明くらいは、してもらいたいですが。
※週刊ポスト2020年1月15・22日号