1月17日に開催された「全日本卓球選手権大会」で石川佳純選手(27才)が、5年ぶり5度目の優勝を果たした。順調な卓球人生を歩んでいるように見える彼女。だが、昨年は「もう無理なんじゃないのか」と心が折れそうになる苦しい一年だったという。多くの卓球ファンを涙させた、かすみんの努力の軌跡を振り返る。
見事に優勝を果たし、大きくガッツポーズ。近年は、決勝で戦った伊藤美誠選手(20才)、早田ひな選手(20才)など若手の活躍が目立ち、「もう無理なんじゃないかと思ったし、周りから言われることもいっぱいあった」という。そんな“限界説”を乗り越えて、女王の座に返り咲いた彼女の目には、思わず涙があふれていた。
試合を終え、笑顔を見せるかすみん。同日に更新したインスタグラムでは「諦めない事の大切さ、続ける事の大切さを改めて卓球から教わりました。今日は、最後まで頑張った自分を褒めたいと思います」と記した。
※女性セブン2021年2月4日号