1月8日に緊急事態宣言が発令された東京の街。飲食店の時短営業が要請された影響で、平日の夜の東京には今、20時以降に仕事を終えた人たちが夜の食事場所を失った“夜食難民”と化し街にあふれている。
下北沢の中華料理チェーンではテイクアウトを注文する人が列をなし、渋谷の某ラーメン店には営業中と聞きつけた人々で長蛇の列ができていた。
Twitterには「20時以降営業しているリストを公開してくれ、食べに行くから」といった投稿も多数ある。
「コンビニ飯ばかりだと飽きてしまう」(行列客の一人)という気持ちもわかるが、行列が密にならないことを祈るばかりだ。
撮影/内海裕之
※週刊ポスト2021年2月5日号