ライフ

コロナ禍の嫁姑バトル 姑が溺愛する愛猫を隠して仕返し達成の嫁

姑に、嫁の仕返し

姑に、嫁の仕返し

 年が明けても続くコロナ禍にストレスが溜まっているという人も多いだろう。その結果、家族との関係がギクシャクするケースも。それが嫁姑ともなれば、さらにヒートアップしてしまう……。しかし、54才の主婦Kさんは、“目には目を”作戦で、姑に反撃したという。Kさんの、姑撃退エピソードを紹介する。

 * * *
 二世帯住宅の2階に住む私たち。階下には姑がひとりで住んでいます。玄関や台所が別のため、周りからは、「同居と言っても気楽じゃない」と言われるのですが、とんでもありません。

 姑は音に敏感で、20時以降に入浴をしたり会話をしていると、階下から棒で天井を「ドンッ」と叩いてくるんです。

 さらに私たち夫婦の外出時には、2階に勝手に入ってきて私の大切にしているバッグやジュエリーを使ったり、売ってしまうんです。

 母の形見の指輪を売ったと言われたときは殺意すら芽生えましたね。しかも、「あんなのデザインが古すぎて二束三文だったよ。家賃の足しにもならない」とまで言われたんです。本当に許せませんでした。

 そこで私も仕返しを考えたんです。それは、姑が溺愛している猫をこっそり“誘拐”すること。姑が猫におやつをあげない主義なのを生かし、おやつで懐柔。姑の外出を見計らって、2階の私の部屋に隠すことに。いわば“目には目を”作戦。

 夜に帰宅した姑は、必死で猫の名前を呼んで、うろたえながら外にまで捜しに行っていました。

 翌朝、様子を見に行くと、押し入れからモノをすべて出して、姑がへたり込んで放心しているではありませんか。私はすきを見て猫を庭に放し、「あれ? そこにいるの、猫ちゃんじゃないですか?」と、伝えて返してあげました。大切なものを奪われたときの気持ち、これで少しは思い知ったかしら。

 返してあげただけ、ありがたく思ってほしいですよね。

取材・文/前川亜紀

※女性セブン2021年2月4日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン