芸能

コロナで危篤だったハチミツ二郎、妻励ましてくれたサンド伊達に感謝

コロナ闘病について語ったハチミツ二郎

コロナ闘病について語ったハチミツ二郎

 毎日のように投稿されていた、ハチミツ二郎(46才、東京ダイナマイト)のTwitterのツイートが2020年12月12日でぴたりと止まり、27日まで空白が続いた。新型コロナウイルスに感染し、救急搬送され、8日間意識不明になっていたのだ。入院から回復するまでの経緯、回復後も悩まされる症状、そして、入院中に家族を気遣ってくれたという人気芸人のことなどについて本人に聞いた。

――昨年12月14日、救急搬送に至るまでの経緯を教えてください。

ハチミツ:この日、咳が出るのに加えて、体温が39度まで上がってしまったので、もしかしてコロナかもしれないと思いました。主治医に電話をしたら、安静にして翌日までに熱が下がるなら急いでPCR検査はしなくていいと言われたんですね。それで寝ていたんですけど、体内酸素濃度を測るパルスオキシメーターが88%に下がってしまって。90%を切ったら重症だと聞いていたので、もう一度主治医に確認したら、コロナとは関係なく、急いで救急車を呼んでくださいと言われました。

 酸素濃度が低下しているのに、まったく苦しくなかったんですよ。急死する原因のひとつだと言われている「ハッピー・ハイポキシア」だったようです。パルスオキシメーターで測らず翌日まで寝ていたら、死んでいたかもしれません。

――なかなか受け入れ先の病院が決まらなかったそうですね。

ハチミツ:救急隊員のかたが迅速に動いてくれました。めぼしをつけてから電話をして、ダメだったらすぐに別の病院に電話して、と手際よくしてくれたので、4か所くらい断られましたが、30分ほどで病院に着きました。そんなに“たらいまわし”という感覚ではなかったし、コロナかもしれない人を「うちへどうぞ」と受け入れる病院の方が少ないはずなので、この対応には感謝しています。

――病院に着いてから、どんな処置を受けたのでしょうか。

ハチミツ:病院に着いたときはコロナの疑いがあるため中には入れなくて、通路側にある小さな保健室みたいなところで採血をしました。まだPCR検査はしていないけども、肺炎の疑いも強いということで、人工呼吸器を入れることと、場合によっては首に穴をあけて血を循環させる処置が必要かもしれないと説明を受けました。そのとき、麻酔をされていたので、そのあたりから記憶がありません。

関連キーワード

関連記事

トピックス

10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン