清純派女優の“路線変更”がファンに衝撃を与えている。綾瀬はるか(35)が2年ぶりに主演するドラマ『天国と地獄~サイコな2人~』(TBS系)は、初回平均視聴率は16.8%を記録、今期ドラマのトップを独走中だ。
同作で綾瀬が演じるのは正義感が強い女性刑事。自らが追う連続殺人鬼の男(高橋一生・40)と魂が入れ替わってしまうというSF的な設定だが、心は男になった綾瀬が自らの身体をなめ回すように見て、「良い身体してますよねぇ~。たとえるならスポーツカータイプの最高級車ですね」とニヤつく場面など、過激な描写が相次いでいる。
とくに話題となったのが、心は男のまま綾瀬が同居する彼氏(柄本佑・34)を誘惑するシーンだ。
これまでのイメージを覆す綾瀬のシーンに、ネット上では、「色気がヤバい」「白タンクトップの破壊力が凄かった」といった驚きの声が上がっている。制作関係者がドラマの舞台裏を明かす。
「綾瀬さんは、体は女で心は男という役どころに苦労していたようで、現場では、昔から仲が良かった柄本さんに、男性のしぐさや言葉遣いなどを相談していました」
柄本に指導を仰いだのはそれだけではない。
「綾瀬さんは今回のような“攻め”の場面を演じるのは初めてだったそうで、ベッドシーンでも柄本さんに、『どうやって誘ったら、男の人はその気になるの?』と聞いていました。柄本さんは『(襲われる役の)オレに聞くの?』と、目を白黒させていましたよ(笑い)」
綾瀬の体当たり演技で、女優としての新境地を開くか。
※週刊ポスト2021年2月12日号