東邦大学医療センター大橋病院の高橋怜奈先生は、産婦人科医として働くかたわら、ボクサーでもあるため、身体づくりにも細心の注意を払っている。定番にしている疲労回復の時短メニューから、お好み焼き、ほうれん草のおひたし、白ネギの炒め物、野菜たっぷり生春巻きという元気が出るレシピを紹介してくれた。
「病院勤務後にボクシングジムに通っているので、家に帰る頃には疲労困憊……。それでもボクサーとして、低カロリーでたくさん食べることを心がけているので、簡単に短時間で作れるお好み焼きや生春巻きは常食です。
具材は細かく刻んだキャベツ(3分の1玉ほど)、カルシウム豊富な干しエビ、そして通称“疲労回復ビタミン”と呼ばれるビタミンB1が豊富な豚肉を入れます。
具材を混ぜ合わせ、片栗粉と魚介の出汁で生地を作ります。
強火で焼いて少し焦げ目がついたら、ひっくり返して蓋を閉め、蒸し焼きにします。
具材に精力がつく大和芋を入れると、ふっくらと焼き上がります。豆腐やおからパウダーを使って糖質制限メニューにしてもいいですね」
【プロフィール】
高橋怜奈(たかはし・れな)/1984年、東京都生まれ。産婦人科医初のボクサーとしても活躍中。
撮影/高橋定敬
※週刊ポスト2021年2月12日号