8世紀に高僧・行基が発見したと言われる歴史を持つ仙台市の作並温泉。宮城県で暮らし、活躍する丸井汐里アナ(32)が、広瀬川に面した広瀬川源流露天風呂がある「作並温泉ゆづくしSalon一の坊」(宮城県仙台市青葉区作並字長原3、1人1泊/2万7650円~)を紹介する。
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仙台市内の作並温泉にある「ゆづくしSalon一の坊」さんは、血行をよくする硫酸塩・塩化物泉など3つの自家源泉と計8つの風呂を持つ人気の宿です。
名物の「広瀬川源流露天風呂」には、熱めの露天、ぬるめの露天、深さ130センチの「立ち湯」など趣が異なる露天風呂が4つ並び、そこから眺める雄大な雪景色は見事です。無色透明でさらっとした肌触りの湯は、足を入れただけでぽかぽかと温まってきますね。
清流を眺め、冬の澄んだ空気を吸って湯の中で温まっていると、体内が浄化されていくような気分になります。こちらの宿は飲食が無料のオールインクルーシブ。湯上がりにアイスや生ビールでクールダウンできるのも最高です(笑い)。
【プロフィール】
丸井汐里(まるい・しおり)/1988年生まれ、東京都出身。現在、宮城県在住。NHK福島放送局、NHK広島放送局、東日本放送などのニュース番組のキャスターを経て、フリーアナウンサーに。ラジオ音楽番組『Date fm Sendaian Hot Music』(エフエム仙台)のDJとしても活躍中。
撮影/佐藤敏和
※週刊ポスト2021年2月19日号