ライフ

秋田・乳頭温泉に地元アナ「じんわりと温かく、いい湯っこだな~」

「鶴の湯温泉」は半径50メートル以内に泉質が異なる4つの源泉が湧く珍しい温泉場で、湯治客も多い。「日本秘湯を守る会」会員宿

「鶴の湯温泉」は半径50メートル以内に泉質が異なる4つの源泉が湧く珍しい温泉場で、湯治客も多い。「日本秘湯を守る会」会員宿

 毎冬、豪雪地域として報じられる秋田県の乳頭温泉は、半径50メートル以内に泉質が異なる4つの源泉が湧く珍しい温泉場で、湯治客も多い。秋田県出身・在住の真田かずみアナ(32)が、乳頭温泉のなかでも特に風情豊かだという「日本秘湯を守る会」会員宿「乳頭温泉郷 鶴の湯温泉」(秋田県仙北市田沢湖田沢字先達沢国有林50、1人1泊/1万930円~、立ち寄り入浴あり)を紹介する。

 * * *
 乳頭温泉郷で最古の歴史を持つ「鶴の湯温泉」さんは、人里離れた深山にひっそりと佇む秘湯のお宿です。

 混浴露天風呂からの雪見は風情があり、降り積もる真っ白な雪と青味がかった乳白色の湯とのコントラストも美しく、一生記憶に残る光景です。温泉に浸かると硫黄の香りに包まれ、舞い落ちる雪が肌に触れては溶けるのを肩や顔で感じながら、秋田藩主も湯治に訪れた開湯380余年を誇る名湯を楽しめます。じんわりと温かく、いい湯っこだな~。

 木々のざわめき、風の音も聞こえ、大自然の気配を体感できる露天ですね。昔の面影が残る建物、山菜や山の芋鍋などの郷土料理もどこか懐かしく、タイムスリップしたような旅情を味わえます。

【プロフィール】
真田かずみ(さなだ・かずみ)/1988年生まれ、秋田県出身・在住。大学卒業後、養護教諭を経てNHK秋田放送局に入局し、キャスターやリポーターを約5年間務める。情報番組『Catch-up marimari+』(秋田テレビ)、ラジオ番組『news mix』(エフエム秋田)などに出演中。

撮影/佐藤敏和

※週刊ポスト2021年2月19日号

真田かずみアナが地元秋田の秘湯を紹介

真田かずみアナが地元秋田の秘湯を紹介

関連記事

トピックス

天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン