GACKT(47才)が2月10日に自身のYouTubeチャンネルに動画「GACKTが愛犬を里子に出しました。」を投稿したことで、炎上している。愛犬を失ってペットロスになっている知人女性に、自身が5か月間飼っていた子犬・フェンディちゃんを譲ったという内容だ。
この動画に「愛犬をモノ扱いするのか」「プレゼントするなら5か月も一緒に暮らした犬ではなく、ほかの犬にすべき」「ペットロスの人の気持ちがわかっていない」などと、批判が殺到している。
一部の女性ファンは次のように擁護する。
「フェンディちゃんを飼い始めた昨年10月の時点で、里子に出すと公表していましたし、今回の譲渡相手のかたとは、事前に充分に話し合いをしていたそうですよ。ただ、今回の動画では前段の説明が省かれていたし、サプライズ演出もされていたため、大きな批判につながってしまったのだと思います」
だが、炎上は収まるどころか広がりばかり。炎上後、GACKTはネット配信をしたが、背景説明はほどほどに、強気な反論に出たのだ。
《エゴです。ぼくのエゴです。結論から言うと。良いとか悪いとかどうでもいいんです》 《けんかしたい人がもしいるんであればいくらでも買いますよ! ぼくは売られたけんかはいつでも買いますからね》
GACKTの行動に、芸能界の愛犬家からも批判の声が出ている。自身も何匹もの愛犬と暮らす坂上忍(53才)は、MCを務める『バイキングMORE』(フジテレビ系)で《動物を家族ととらえている人は、あの行為を受け入れることはできない》《あの行為はぼくにはとうてい考えられないこと》と発言した。
犬や猫の保護活動に熱心な杉本彩(52才)は『デイリー新潮』の取材に対して《GACKTさんの取った行動は理解し難い》《心の寂しさをすぐに別の動物で埋められるなんてことは、絶対にありません》などと語った。
その火の粉が降りかかるのを恐れてか、GACKTはいくつも持つ自宅のうち、マルタ島にある家へと旅立った。「何もわかってねえ!」--そう激怒しながら日本を離れたという。
フェンディちゃんはというと、炎上も元の飼い主の出国もつゆ知らず、のびのびと新しい家で暮らしている。
「ご夫婦は、フェンディちゃんに白い服を着せて散歩に連れ出して、本当にかわいがっていますよ。『フェンちゃん』って呼んでいるので、名前も変えていないはずです。この辺りは犬を飼っているお宅が多いので、フェンちゃんも新しい友達ができて、幸せなんじゃないでしょうか」(近隣住民)