芸能

木佐彩子アナ、コロナで変わった夫婦の形「身近にあるもの」への感謝

「うちの旦那のサイズは、これぐらいかな」

夫・石井一久とも円満の木佐アナ

 新型コロナウイルスの感染拡大で、人々の生活は大きく変わった。マスクを着用し、密を避け、自宅で過ごす時間が増えた。フリーアナウンサーの木佐彩子さん(49才)もその1人。2000年に結婚した夫・石井一久さん(47才)は、2018年から「東北楽天ゴールデンイーグルス」のジェネラル・マネージャーを務め、今年からはGM兼監督となる。夫婦の生活にも変化が訪れた──。

 木佐さんは2001年に出産し、2002年には夫のメジャーリーグ入りで、ロサンゼルスに移住した。子供の頃に住んでいたことのあるロスでの育児ではあったが、3年後には石井さんが「ロサンゼルス・ドジャース」から「ニューヨーク・メッツ」に移籍。翌年には古巣の東京ヤクルトスワローズに復帰して、家族で帰国した。以来、石井さんが2013年に引退するまでの6年間、プロ野球選手の妻、フリーアナウンサー、母親の3役をこなしてきた。

「球界で仕事をしていると、基本的に、本人は家にいないというのが普通です。うちでは私も仕事をしているので、お互いに自分の世界があって、充電する基地として自宅があるという感じで、心地よい場所にしようと心がけてきました。

 そんな生活が20年続いていたのに、突然、外出自粛になって、家からほとんど出られなくなった。初めてです、あんなに長く一緒だったのは。でも、朝昼晩とご飯を作らなきゃいけない。最初のうちは、『みんな、家にいるなぁ』という感じでした。人間は、環境に慣れる生き物ですね(笑い)」(木佐さん・以下同)

 木佐さんの仕事がまだ続いていた4月初旬には、「パスタが食べたい」と、石井さんと息子さん(19才)が台所に並び、カルボナーラを作る光景も見られた。作ったのは息子さんだったが、初めての料理だったという。

 夫婦でドラマや映画も見た。むろん初めてだ。

「息子は昨年4月に大学に入ったというのに、最近までオンライン授業だけでした。かわいそうですが、がまんすることも彼には必要だと思い見守っていました。私は、どんな出来事も一歩引いたところから見て、いまの状況で、何ができるかを考えるようにしているので。

 昨年の秋以降は、私も徐々に仕事が増えてきたし、石井は監督就任が決まり、うちは以前の生活に戻りつつあります。

 石井は、寝言で仕事の話をするんです(笑い)。選手のときも結果を出さないといけないとか、後輩を育てなきゃいけないとかいうプレッシャーがあったのか、古田(敦也)さんと寝言で会話をしていたこともあったし、この2、3年は、会議の夢でも見ているのか、ですます調で、誰かとやりとりしています(笑い)」

 このエピソードが出た直後に、突然、石井さんが取材場所に現れた。「え〜ッ!」と驚く木佐さんに、「ここにいるって聞いてたから寄ってみた」と石井さん。木佐さんについて伺ってみると、「一緒にいて、全然疲れないのがいいですね」。

 なるほど、外出自粛期間も円満に過ごせたはずである。

関連記事

トピックス

六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
《ヤクザの“ドン”の葬儀》六代目山口組・司忍組長や「分裂抗争キーマン」ら大物ヤクザが稲川会・清田総裁の弔問に…「暴対法下の組葬のリアル」
NEWSポストセブン
テンテン(c)「幽幻道士&来来!キョンシーズ コンプリートBDーBOX」発売:アット エンタテインメント
《キョンシーブーム『幽幻道士』美少女子役テンテンの現在》7歳で挑んだ「チビクロとのキスシーン」の本音、キョンシーの“棺”が寝床だった過酷撮影
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKIが結婚することがわかった
女優・趣里の結婚相手は“結婚詐欺疑惑”BE:FIRST三山凌輝、父の水谷豊が娘に求める「恋愛のかたち」
NEWSポストセブン
タレントで医師の西川史子。SNSは1年3ヶ月間更新されていない(写真は2009年)
《脳出血で活動休止中・西川史子の現在》昨年末に「1億円マンション売却」、勤務先クリニックは休職、SNS投稿はストップ…復帰を目指して万全の体制でリハビリ
NEWSポストセブン
中川翔子インスタグラム@shoko55mmtsより。4月に行われた「フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート2025」には10周年を皆勤賞で参加し、ラプンツェルの『自由への扉』など歌った。
【速報・中川翔子が独立&妊娠発表】 “レベル40”のバースデーライブ直前で発表となった理由
NEWSポストセブン
板倉東洋大前駅Pの駅情報。1日平均乗降客数は2023年度で3,404人(東武鉄道HPより)
《大学名を冠した駅名は大学が移転したらどうなる?》東洋大学と北海道医療大学のキャンパス移転で、駅名を巡る「明暗」
NEWSポストセブン
奈良公園で盗撮したのではないかと問題視されている写真(左)と、盗撮トラブルで“写真撮影禁止”を決断したある有名神社(左・SNSより、右・公式SNSより)
《観光地で相次ぐ“盗撮”問題》奈良・シカの次は大阪・今宮戎神社 “福娘盗撮トラブル”に苦渋の「敷地内で人物の撮影一切禁止」を決断 神社側は「ご奉仕行為の妨げとなる」
NEWSポストセブン
“凡ちゃん”こと大木凡人(ぼんど)さんにインタビュー
「仕事から帰ると家が空っぽに…」大木凡人さんが明かした13歳年下妻との“熟年離婚、部屋に残されていた1通の“手紙”
NEWSポストセブン
太田基裕に恋人が発覚(左:SNSより)
人気2.5次元俳優・太田基裕(38)が元国民的アイドルと“真剣同棲愛”「2人は絶妙な距離を空けて歩いていました」《プロアイドルならではの隠密デート》
NEWSポストセブン
『ザ・ノンフィクション』に出演し話題となった古着店オーナー・あいりさん
《“美女すぎる”でバズった下北沢の女子大生社長(20)》「お金、好きです」上京1年目で両親から借金して起業『ザ・ノンフィクション』に出演して「印象悪いよ」と言われたワケ
NEWSポストセブン
花の井役を演じる小芝風花(NHKホームページより)
“清純派女優”小芝風花が大河『べらぼう』で“妖艶な遊女”役を好演 中国在住の実父に「異国まで届く評判」聞いた
NEWSポストセブン
第一子を出産した真美子さんと大谷
《デコピンと「ゆったり服」でお出かけ》真美子さん、大谷翔平が明かした「病院通い」に心配の声も…出産直前に見られていた「ポルシェで元気そうな外出」
NEWSポストセブン