ド派手なエメラルドグリーンのクラシックカーで、都内の繁華街の駐車場から出てきたのは、若手時代の借金地獄に陥るほどの「車好き」を告白してバラエティー番組で大ウケした、俳優の永山絢斗(31才)である。ハンドルを握るこの1台を見るだけでも、車へのこだわりを感じさせる。同車は、夜の街並みへと颯爽と消え去っていった。
永山のトークが話題となったのは、2月18日放送のTBS系『櫻井・有吉THE夜会』(木曜午後10時)にゲスト出演したときだった。
この夜の車とは違う、別のフォード・フォーカスRS500を紹介されると「21、22才の時に買ったんです。なかなか見つからなくて車屋さんにしばらくお願いしていたら、『オークションで見つかったよ』って電話がきて、狙っていた1つ下のグレードじゃなく限定車の方で値段が全然違ったんですけど『お願いします!』って、調子に乗って言っちゃったんです」と明かした。
まだ薄給の頃で「鬼のローンを組んだら、事務所にすごい怒られた」と、苦笑いで振り返ると、MCの有吉弘行からは「ローン地獄の人気俳優ってなかなか見ない」と大笑いされたのだった。
永山の知人が言う。「絢斗君はシンプルなものよりも派手めなファッションが好きなのですが、車も同じ。テレビで紹介されたRS500は世界に500台しかないレアな車で、加速がすごい。時速100kmを出すまでわずか4秒台という報告もあるほど。日本に数台しか入っておらず、値段はオプションなどをつければ850万円ほどするのではないでしょうか。
彼はこの車以外にもう一台乗っているのですが、これもかなりレア。古い欧州車で、彼仕様にチューンナップされています。おそらく日本にもほとんどないものです」