ライフ

朝日を浴びて、日中はアクティブに! 不眠解消のための5か条

なぜ眠れないのか、どうしたらぐっすり眠れるのか、もう一度自分の行動を見直してみよう

なぜ眠れないのか、どうしたらぐっすり眠れるのか、もう一度自分の行動を見直してみよう(イラスト/高梨としみつ)

 思うように十分な睡眠が取れずに悩んでいる人も多いだろう。とくに日本人の平均睡眠時間は、主な先進国の中でも最低レベル。経済協力開発機構(OECD)「Gender Data Portal 2019」によると、日本人の平均睡眠時間は7時間22分で30か国中最下位なのだ。

 まさに「不眠」に悩む日本人だが、どうすれば解消できるのだろうか。RESM新横浜 睡眠・呼吸メディカルケアクリニック院長の白濱龍太郎さんが推奨する「不眠解消5か条」を紹介する。

【1】朝日を浴びる

 不眠の解消には、生活リズムを作る体内時計を整えるのが重要だ。私たちの体は、朝起きて太陽の光を浴びるとその16時間後に眠くなるようにできている。一定時刻に起き、起きたらカーテンを開け、朝日を浴びるのを日課にしよう。

【2】日中はアクティブに!

 日中にウオーキングなどして太陽の光を浴びると、セロトニンと呼ばれる脳内物質が分泌される。このセロトニンから睡眠ホルモンであるメラトニンが作られるため、よく日に当たった日はセロトニンの量も多くなり、夜、入眠時に睡眠を促してくれる働きも強くなるのだ。

【3】眠る前にリラックスする

 脳や体が緊張していると、交感神経が活発に働き眠れなくなってしまう。眠る前に音楽を聴く、ストレッチをする、アロマをたくなど、自分に合う方法でリラックスすることが大切だ。

【4】入眠へのNG行為を避ける

 よりよい睡眠を得るためには、食後や入浴後にすぐ寝る、カフェインやアルコールの過度な摂取、寝る前の激しい運動などはNG。ちなみに食事や入浴は、就寝の2時間前までに済まそう。

【5】ブルーライトに気をつける

 ついやりがちなのが、寝る前のスマホやパソコンの操作、テレビや映画鑑賞など。電子機器などの画面から出るブルーライトは、脳を興奮させてしまう働きがある。眠る前は控えよう。

関連記事

トピックス

長女が誕生した大谷と真美子さん(アフロ)
《大谷翔平に長女が誕生》真美子さん「出産目前」に1人で訪れた場所 「ゆったり服」で大谷の白ポルシェに乗って
NEWSポストセブン
3月末でNHKを退社し、フリーとなった中川安奈アナ(インスタグラムより)
《“元カレ写真並べる”が注目》元NHK中川安奈アナ、“送別会なし”に「NHK冷たい」の声も それでもNHKの判断が「賢明」と言えるテレビ業界のリスク事情
NEWSポストセブン
第一子となる長女が誕生した大谷翔平と真美子さん
第一子誕生の大谷翔平、広告出演オファー殺到でスポンサー収入200億円突破も ベビー関連・ファミリー関連企業から熱視線、争奪戦早くも開始か 
NEWSポストセブン
九谷焼の窯元「錦山窯」を訪ねられた佳子さま(2025年4月、石川県・小松市。撮影/JMPA)
佳子さまが被災地訪問で見せられた“紀子さま風スーツ”の着こなし 「襟なし×スカート」の淡色セットアップ 
NEWSポストセブン
第一子出産に向け準備を進める真美子さん
【ベビー誕生の大谷翔平・真美子さんに大きな試練】出産後のドジャースは遠征だらけ「真美子さんが孤独を感じ、すれ違いになる懸念」指摘する声
女性セブン
金メダル級の演技(C)NHK連続テレビ小説「あんぱん」NHK総合 毎週月~土曜 午前8時~8時15分ほかにて放送中
朝ドラ『あんぱん』で“韋駄天おのぶ”を演じる今田美桜の俊足秘話 「元陸上部で中学校の運動会ではリレーの選手に」、ヒロイン選考オーディションでは「走りのテスト」も
週刊ポスト
『続・続・最後から二番目の恋』でW主演を務める中井貴一と小泉今日子
なぜ11年ぶり続編『続・続・最後から二番目の恋』は好発進できたのか 小泉今日子と中井貴一、月9ドラマ30年ぶりW主演の“因縁と信頼” 
NEWSポストセブン
(撮影/田中麻以)
【高市早苗氏独占インタビュー】今だから明かせる自民党総裁選挙の裏側「ある派閥では決選投票で『男に入れろ』という指令が出ていたと聞いた」
週刊ポスト
大谷と真美子さんの「冬のホーム」が観光地化の危機
《ベイビーが誕生した大谷翔平・真美子さんの“癒しの場所”が…》ハワイの25億円リゾート別荘が早くも“観光地化”する危機
NEWSポストセブン
公然わいせつで摘発された大阪のストリップ「東洋ショー劇場」が営業再開(右・Instagramより)
《大阪万博・浄化作戦の裏で…》摘発されたストリップ「天満東洋ショー劇場」が“はいてないように見えるパンツ”で対策 地元は「ストリップは芸術。『劇場を守る会』結成」
NEWSポストセブン
同僚に薬物を持ったとして元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告が逮捕された(時事通信フォト/HPより(現在は削除済み)
同僚アナに薬を盛った沖縄の大坪彩織元アナ(24)の“執念深い犯行” 地元メディア関係者が「“ちむひじるぅ(冷たい)”なん じゃないか」と呟いたワケ《傷害罪で起訴》
NEWSポストセブン
中村七之助の熱愛が発覚
《結婚願望ナシの中村七之助がゴールイン》ナンバーワン元芸妓との入籍を決断した背景に“実母の終活”
NEWSポストセブン