小室哲哉(62才)との離婚が成立したKEIKO(48才)。2006年に小室が、音楽著作権をめぐる詐欺容疑で逮捕・起訴された時には、「離婚しません」と話していた。しかし、2011年10月にくも膜下出血で倒れると状況が一変した。
KEIKOは一命を取り留め、小室がKEIKOを献身的に支えているものと思われていたが、2018年1月に小室の不倫が発覚。小室はすぐに釈明会見を開き、介護のために自らも心身ともに疲れ果てていると告白すると、擁護の声が上がった。しかし、KEIKOの親族は「小室の会見は嘘ばかりで、KEIKOのプライバシーを悪し様に語ることで「論点をすり替えた」と主張したのだ。そこからやく3年にわたる“離婚闘争”の期間を経て、ついに離婚が成立したのだ。
KEIKOは離婚成立後に直筆のメッセージを公開した。美しい文字による長文で、離婚に関する報道でファン、関係者を心配させたことを謝罪するとともに、《大きな後遺症もなく、元気に日常生活を送っております》と現在の状況を説明した。今回、そこでは触れられなかった胸の内を本誌・女性セブンの取材で明かした。以下はその一問一答だ。
──小室さんとの19年間は良いことと悪かったこと、どちらが多かったですか?
「悪いことがとても多かったですが、いいこともありました」
──不倫報道を知ったときの心境は?
「まずは率直に驚きました。はっきりとは言えませんが、なんとなくですが、怪しいところもありましたけど信じていたので。やはりショックが大きかったです」
「亡き父、家族のためにもう一度、歌いたい」
裏切られた妻は、不倫を頑に認めなかった夫の会見をどのように見ていたのだろうか。
──小室さんの会見で最も許せなかったところはどこでしょうか?
「報道にあった“不倫疑惑”に対して、あたかも、私の病状のせいであるかのような発言があまりにも多く、目と耳を疑いました。確かにトレーニングの一環として、学習ドリルなどもやったこともありましたが、そのことで私の知的レベルが小4ぐらいだという印象を、世間に植え付けられたことです。
あの会見を見た人の中には、彼の言葉を信じ、私が寝たきりじゃないかと心配して、家族に電話をしてきた人もいたようです。実際には、病後、いまと同じように日常生活はなんら問題なく送れています。彼を含めた誰からも介護どころか、介助すらしてもらう状況にありませんでした。ここ数年で体調が回復したと思われているところがありますが、当時からいまと同様、至って元気です」