特撮ドラマの金字塔『ウルトラセブン』(1967~68年放送)のモロボシ・ダン役の森次晃嗣、友里アンヌ役のひし美ゆり子が、作品ガイド本の仕事で50年前を振り返った。
密かに恋心を抱き合ったダンとアンヌ。ダンが“セブン”であることをアンヌに告白、故郷・M78星雲に帰るという悲しい最終話で幕を閉じて半世紀。
「私たち、『セブン』に出られて幸せね」(ひし美)
「一生に一度、出会えるかどうかの傑作だよ」(森次)
新刊『ダンとアンヌとウルトラセブン』(小学館)では、ロケ地の過去と現在を比較するなど、各話の見どころが2人の対談で解説されている。プラトニックに惹かれあった2人は、50年たっても変わらず息がピッタリだ。
※週刊ポスト2021年3月12日号