純白のウェディングドレスに身を包み、手にはブーケを持って少し緊張した面持ちの女性──結婚式場で撮影された1枚だ。写っているのは、福岡県篠栗町で5才の男の子が餓死した事件で逮捕された赤堀恵美子容疑者(48)だ。男の子の母親である碇利恵容疑者(39)を事実上“洗脳”していたとみられ、3月2日、ともに保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された。
赤堀容疑者は、碇容疑者が受け取っていた生活保護費などをほぼ全額騙し取り、碇容疑者は困窮していったことがわかっている。子供たちにはわずかな食料しか与えられず、末っ子だった三男・翔士郎ちゃんは昨年4月に餓死。亡くなった時の体重は10キロほどで、5才の平均体重の半分ほどしかなかった。
夫と3人の子供と暮らしている赤堀容疑者は、実は前にも結婚・離婚歴があった。現在・大分県に住む元夫のAさん(54)は女性セブンの取材に応じ、「結婚していた時から、金銭トラブルが絶えなかった」と振り返る。
Aさんと赤堀容疑者が結婚したのは2001年。赤堀容疑者が28才の時だった。Aさんが当時のアルバムを見せてくれた。
お色直しなのか、青いドレスに、淡いブルーのブーケを合わせた赤堀容疑者が笑顔で写っている。幸せそうだ。