お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之が『アメトーーク!』(テレビ朝日)を離れてから、1年半以上が経った。宮迫の闇営業問題の影響で一時は打ち切りも危ぶまれたものの、相方の蛍原徹が番組を守り続けている。蛍原だけになった『アメトーーク!』も変わらず和気あいあいとした雰囲気で、長年の視聴者もそれほど違和感を覚えていないのではないだろうか。
コンビが活動休止状態となっても、テレビの中の蛍原は、いつも通りの笑顔を浮かべている。しかし、2月23日に放送された『あちこちオードリー〜春日の店あいてますよ?〜』では、軽い口ぶりながら、『アメトーーク!』の現在についても口にしていた。
蛍原は「やっぱり迷惑かけてるわけやんか。スタッフの方にも、ゲストの方にもそうやし。必死で何とかやらなあかん。何とか盛り上げないとって。でもやっぱりな〜んもでけへんな。俺」と語り、「ほんまに周りの人のおかげ」と感謝の念を明かした。
『アメトーーク!』に何度も出演した経験のあるお笑いコンビ・マテンロウのアントニーは、宮迫がいなくなってからの同番組の雰囲気について語る。
「宮迫さんが番組を離れてから、僕は昨年11月の『スニーカー芸人2020』に出演しました。自分が何の話をするかで精一杯なので、番組の体制が変わったことを意識する余裕はあまりなかったんですが、蛍原さんは前と全然変わらない様子でした。蛍原さんの隣にサポートMCみたいな感じでケンコバさん(ケンドーコバヤシ)がいましたが、蛍原さんとケンコバさんがコンビみたいにしっくりきて、出ている側としてもまったく違和感なくトークできました」