天皇皇后両陛下らが、人文科学・社会科学・自然科学などの学術分野の第一人者から講義を受けられる「講書始の儀」が、2か月の延期を経て3月23日に執り行われた。
皇居・宮殿「松の間」に集まられ、1時間にわたって講義を受けられた天皇皇后両陛下や秋篠宮ご夫妻ら皇族方。今年のテーマは「細胞のリサイクルの仕組み」、「米中の新たな遭遇と日本」、「『勢』と『機』の歴史哲学──『日本外史』の方法」の3つ。両陛下は時折うなずかれながら、熱意あふれる眼差しを向けられていた。
両陛下はじめ全員がマスクを着用しての臨まれたのが印象的だが、気品あふれるお姿を堂々と見せられていた。
※女性セブン2021年4月8日号