芸能

新カレンダーも話題のSixTONES、バラエティやドラマに今求められる理由

ファンからは心配する声が上がっていた

いま注目のSixTONESの魅力とは?

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、ジャニーズのアイドルグループSixTONESについて。

 * * *
 2021年度のジャニーズ事務所公認カレンダー。昨年デビューしたSixTONESにとってはグループ単独で2冊目のカレンダーとなる。  

 注目なのはこれだけではない。現在、ドラマに映画にバラエティにと見ない日はないと言ってもいい彼ら。
 
 目立ち始めたのは、メンバーの松村北斗が森七菜とW主演を務めた映画『ライアー×ライアー』(2月19日公開)の主題歌でもある『僕が僕じゃないみたいだ』(2月17日リリース)のプロモーション時のバラエティ出演。このとき個々に頑張った“成果”が2周目、3周目として花開いているように感じる。つまり彼ら、視聴者の反響のみならず、現場での評判がとてもいいのだ。

映像のジャンルで“実力”を備えた6人

 カレンダー発売時、『女性セブン』が恒例としている「メンバーが選ぶベストショット」企画のインタビューに登場したのは京本大我と森本慎太郎。そのとき、森本が「僕らは、みんなテレビっ子」と言い、京本は「たまたまテレビをつけるとメンバーが出ている」と言っていたのが特に忘れられない。それほどテレビでの露出が増えてきたという証拠。そこで改めて気づいたのは、SixTONESのメンバー全員が既に映像のジャンルにおいて“実力”を備えているということである。

 2クール続いた『監察医 朝顔』(フジテレビ系)の好演がおおいに話題だった森本は、
スピンオフドラマ『森本刑事のオジさん監察日記』に主演し、若い制作スタッフを牽引。それは同局の自己検証・批評番組『週刊フジテレビ批評』でも取り上げられるほどだった。

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