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池江璃花子の五輪代表内定に、なべおさみ「手かざし」は効いたのか

芸人のなべおさみとも交流がある池江璃花子(時事通信フォト)

芸人のなべおさみとも交流がある池江璃花子(時事通信フォト)

 競泳日本選手権(4月3~10日)で池江璃花子(20)が50メートル自由形を含む4冠を達成し、東京五輪のリレーメンバーに内定した。この快挙には、北島康介や為末大らアスリート仲間に加え、安倍晋三・前首相や小池百合子・都知事、丸川珠代・五輪相からも祝福の声が続々と届いた。

 複数の海外メディアも速報で伝えた池江の五輪代表内定だが、沈黙を守ったままの“友人”がいる。芸人のなべおさみ(81)だ。

 2019年8月、白血病闘病中の池江がなべの自宅に通う様子が『週刊新潮』に報じられ、以降もなべと池江の親密な交友が各誌で取り上げられた。

「なべさんは患部に手をかざすことで病を癒すことができると周囲に語ってきた。自著『昭和の怪物』でも、がんで胃を全摘出した王貞治さん(80)を手かざしで回復させたと綴っており、池江さんもなべさんの“癒しの力”を頼ったのではないかと言われていました」(スポーツ紙デスク)

 退院後もなべから贈られた北朝鮮産のパワーストーンを肌身離さず持っているという報道もあり、〈なべおさみのパワーは本物だったのでは〉といった声がSNS上では相次いだ。

 池江の復活について聞こうとなべの自宅に赴くと、対応した女性が「家にはおりません」とインターホン越しに一言話すのみ。なべの所属事務所にも聞いたが、「現在は取材対応をしていない。申し訳ありません」とのことだった。なべを知る芸能関係者が近況を語る。

「池江さんの五輪内定には、大変喜んでいますよ。ただ、自分が何かコメントすると祝福ムードに水を差してしまうと考えているようで……。いまは静かに見守っているみたいです」

 池江がメダルをかざす日を楽しみにしているのか。

※週刊ポスト2021年4月30日号

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