4月2日、フリーアナウンサーの夏目三久(36)とお笑い芸人の有吉弘行(46)が結婚を発表した。ふたりの関係を巡っては、2016年に日刊スポーツが熱愛をスクープ。夏目アナは妊娠中と報じたが、双方の事務所が否定。その後、夏目アナがスポニチで「全て事実ではありません」と告白し、以降ふたりに関する報道は消えた。
結婚を報じたネットニュースには瞬く間に1万件を超えるコメントが付き、〈やっぱり熱愛報道は正しかったの?〉〈5年前の騒動はなんだったんだ〉〈この結婚には芸能界の闇を感じる〉などと、入籍の裏側を勘ぐる声も多かった。
電撃婚を受けて、ネット上ではふたりに関する真偽不明の情報や憶測が飛び交っているが、「こんな時こそ、“あの人”の出番なんですけどね」と話すのは、あるIT関係者だ。
「夏目アナの父親、夏目三法さん(67)です。大阪出身の実業家で、2005年にネット上の誹謗中傷や事実無根の書き込みなどを監視する企業『イー・ガーディアン』を立ち上げた、知る人ぞ知るIT業界の有名人。この会社はネット投稿監視サービスのパイオニアにして最大手で、有名ゲーム会社など多数の顧客を抱えています」
同社の売りは「ネットパトロール」。公式サイトによれば、24時間365日、匿名掲示板からSNS、口コミサイトまで独自システムで監視し、依頼企業への〈いわれのない誹謗中傷〉や〈不適切な内容〉をチェック、報告しているという。
「夏目アナは結婚だけでなく、2009年にはプライベート写真の流出騒動もあり、これまでもいろんな誹謗中傷に晒されてきた。三法さんは仕事柄、そうした書き込みにも接していたのではないでしょうか」(同前)
大阪府内の三法氏の自宅を訪ねると、対応した女性が三法氏の不在を告げた上で、「何もお話しできないんです。申し訳ありません」と語った。
最強の“守護者”が身近にいた。
※週刊ポスト2021年4月30日号