国内

パパ活女子は飽和状態 全体的な相場が下がり、値下げ交渉も活発に

「パパ活」の最新事情とは?(写真はイメージ)

「パパ活」の最新事情とは?(写真はイメージ)

 親子ほど年の離れた男女が金銭を介して食事や性行為を共にする「パパ活」。この単語が使われ始めたのは、2015年前後のことだ。当初は「性行為を伴わず、お茶や食事をするだけで金銭をくれる男性(パパ)を探す行為」といった意味合いだったが、その概念が浸透するにつれて、肉体関係を持つ場合も「パパ活」に含まれるようになった。

 素人女性と出会い、デートや肉体関係の見返りに数万から数十万の金銭を渡す──そう聞くと、縁のない世界だと感じる男性も多いかもしれない。しかし、近年ではマッチングアプリやSNSなどの“インフラ”が整い、男女ともにパパ活を始めるハードルは驚くほど低くなっている。女性は女子大生から50代、60代まで幅広い世代がパパを求め、必ずしもお金持ちやイケメンとは言えない男性が対価を支払っているのだ。

 マッチングアプリでは、例えばiPhoneのアプリ検索機能で「パパ活」と検索すると、無数のマッチングアプリが表示される。直接的に「パパ活」と謳っているわけではないが、「最短即日出会える」などのキーワードで会員を集め、実質的にパパ活に使われているアプリも存在する。個人間の交渉となるため、性的被害や金額などをめぐるトラブルが起こるケースもある。

“斡旋女子”が仲介するケースもある。自らもパパ活をしながら、パパ男性とパパ活女子を繋いで仲介料を得ることで、本業を持たずに“パパ活収入”だけで生活する女性もいる。顔見知りだけに紹介するケースもあれば、SNSなどで数百人規模を相手に仲介するケースもある。

 交際クラブは、会員男女の出会いを仲介し、対価として男性から月額会費や紹介料を受け取ることで成立するビジネスだ。建前としては「出会いを仲介するだけ」だが、会員登録する女性には「性交に伴うギャラの希望額」を尋ねているケースが多い。

 実際にパパ活に勤しむ20代女性からは「500万円くらいの貯金があって、収入が高すぎない男性のほうが、頑張ってお金を工面してくれた」との証言もあった。そうしてひと月に数百万円を稼ぎ、“パパ活一本”で生計を立てる女性もザラにいるという。

関連記事

トピックス

休養を発表した中居正広
【独自】「ありえないよ…」中居正広氏の実兄が激白した“性暴力認定”への思い「母親が電話しても連絡が返ってこない」
NEWSポストセブン
4月7日、天皇皇后両陛下は硫黄島へと出発された(撮影/JMPA)
雅子さま、大阪・沖縄・広島・長崎・モンゴルへのご公務で多忙な日々が続く 重大な懸念事項は、硫黄島訪問の強行日程の影響
女性セブン
戸田菜穂など、配役の妙が早くも朝ドラファンの注目を集めているという/(C)NHK 連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合) 毎週月~土曜 午前8時~8時15分ほかにて放送中
『あんぱん』で朝ドラヒロイン経験者が共演…『ええにょぼ』戸田菜穂と『ひまわり』松嶋菜々子、“役どころ交換”の遊び心ある配役
週刊ポスト
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された(左/時事通信フォト)
広末涼子の父親「話すことはありません…」 ふるさと・高知の地元住民からも落胆の声「朝ドラ『あんぱん』に水を差された」
NEWSポストセブン
SNSで出回る“セルフレジに硬貨を大量投入”動画(写真/イメージマート)
《コンビニ・イオン・スシローなどで撮影》セルフレジに“硬貨を大量投入”動画がSNSで出回る 悪ふざけなら「偽計業務妨害罪に該当する可能性がある」と弁護士が指摘 
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(撮影/JMPA)
悠仁さま、入学式で隣にいた新入生は筑附の同級生 少なくとも2人のクラスメートが筑波大学に進学、信頼できるご学友とともに充実した大学生活へ
女性セブン
都内にある広末涼子容疑者の自宅に、静岡県警の家宅捜査が入った
《ガサ入れでミカン箱大の押収品》広末涼子の同乗マネが重傷で捜索令状は「危険運転致傷」容疑…「懲役12年以下」の重い罰則も 広末は事故前に“多くの処方薬を服用”と発信
NEWSポストセブン
人気のお花見スポット・代々木公園で花見客を困らせる出来事が…(左/時事通信フォト)
《代々木公園花見“トイレ男女比問題”》「男性だけずるい」「40分近くも待たされました…」と女性客から怒りの声 運営事務所は「男性は立小便をされてしまう等の課題」
NEWSポストセブン
元SMAPの中居正広氏(52)に続いて、「とんねるず」石橋貴明(63)もテレビから消えてしまうのか──
《石橋貴明に“下半身露出”報道》中居正広トラブルに顔を隠して「いやあ…ダメダメ…」フジ第三者委が「重大な類似事案」と位置付けた理由
NEWSポストセブン
小笠原諸島の硫黄島をご訪問された天皇皇后両陛下(2025年4月。写真/JMPA)
《31年前との“リンク”》皇后雅子さまが硫黄島をご訪問 お召しの「ネイビー×白」のバイカラーセットアップは美智子さまとよく似た装い 
NEWSポストセブン
異例のツーショット写真が話題の大谷翔平(写真/Getty Images)
大谷翔平、“異例のツーショット写真”が話題 投稿したのは山火事で自宅が全焼したサッカー界注目の14才少女、女性アスリートとして真美子夫人と重なる姿
女性セブン
フジテレビの第三者委員会からヒアリングの打診があった石橋貴明
《中居氏とも密接関係》「“下半身露出”は石橋貴明」報道でフジ以外にも広がる波紋 正月のテレ朝『スポーツ王』放送は早くもピンチか
NEWSポストセブン