現在、全国に約470店舗を展開している「カルディ」こと、「カルディコーヒーファーム」には、こだわりのオリジナルコーヒー豆30種類をはじめ、世界約50か国からの食品が並んでいる。今年3月19日にオープンした「イオンモール鳥取北店」で、ついに全国を制覇し、その人気はさらに拡大中だ。世界中から選りすぐりの食品を集めるカルディだが、本場の味が手軽に作れる料理キットやレトルト、インスタント食品も豊富にある。
旅行の楽しみといえばご当地グルメを味わうこと。コロナ禍により渡航がままならないいま、自宅で海外の料理を再現し、旅行気分を味わいたいという人が増えている。
しかし、本場の味を知らなければ、おいしく仕上げるのは至難の業。そんなときにもカルディが大活躍だ。
たとえば、韓国料理でおなじみの「トッポギ」。これは、トックと呼ばれる餅をコチュジャンや砂糖を使って甘辛く煮込んだものだが、食べ慣れなければ、調味料の微妙なバランスがわかりにくい。
ホームページで公開されている海外の味を再現できるようにアレンジしたレシピをベースに、スパイスや調味料を少し加えれば、さらに本場の味に近づけられる。
そこで、カルディマニア歴20年という料理家の「たれみ~な」こと澤田美奈さんが厳選した、カルディの調味料を使った世界9か国のお手軽料理&ちょい足しアレンジを紹介しよう。
◆スペイン・好みの魚介で作るアヒージョ
『オリジナル アヒージョシーズニング』 20g(10g×2袋) 163円
スペインの代表的なタパス(小皿料理)のアヒージョが、簡単にできる粉末調味料。煮込んだオイルに軽く焼いたバゲットを浸しても美味。余ったオイルを野菜炒めに使うのも〇。
1袋分をオリーブオイル200mlと混ぜてから好みの食材を入れ、弱火で10分加熱する。「『エルブ・ド・プロバンス』というミックスハーブを加えて煮るとさらに風味がアップ」(澤田さん・以下同)。
◆スイス・こんがり焼くポテトのパンケーキ
『スイスデリス ロスティ(スイス版ハッシュドポテト)』 500g 428円
じゃがいもを細切りにし、表面がカリカリになるまで焼くスイスの伝統的な料理。朝食、おやつ、おつまみのほか、料理のつけ合わせにも活用できる。
袋の上からよくもみほぐしてからフライパンに入れ、じっくり焼くだけ。「塩味がついているので、味変するならフレーバーオイルがおすすめ。『白トリュフオイル』をかければ、贅沢な味わいにハリッサの辛みも合う」。
◆イタリア・レモン風味の爽やかパスタ
『オリジナル 塩レモンパスタソース』 30g 124円
にんにくベースにレモンの皮と果汁を加えた、すっきり爽やかなパスタソース。夏の冷製パスタにもおすすめ。肉の下味や、ゆでた魚介などと和えてマリネにしてもおいしい。
ゆでたパスタにパスタソースとオリーブオイルを混ぜれば完成。「さらに、さばをレモンバジルソースで味付けした『岩手県産 サヴァ缶 国産サバのレモンバジル味』と合わせれば、栄養バランス◎」。