両膝をつき、悔しさをあらわにする姿も(写真/アフロ)
「世界初」に向け、ゆづが諦めることはなかった──世界国別対抗戦のエキシビションに向けた公式練習で羽生結弦選手(26才)が見せたのは、成功すれば世界初となる4回転半ジャンプ(クワッドアクセル)に挑戦する姿。
1回目、転倒。2回目、転倒。また起き上がり、挑戦のたびにまた転倒。その日、ゆづの4回転半への挑戦は、計12回にも及んだ。何度倒れても諦めずに前を向くその姿勢に、会場からは大きな拍手が沸き起こった。
※女性セブン2021年5月6・13日号
4回転半ジャンプについて「あと8分の1回れば立てる」と悔しさをにじませた(写真/アフロ)
ショートプログラム、フリーともに今シーズンの自己ベストを更新したがネイサン・チェンには及ばず(写真/アフロ)
結果は2位に(写真/アフロ)
「悔しい気持ちはあるが世界選手権を終えてから隔離期間もあって普通の生活ではなかった中で、『よくやった』と言ってあげたいような内容だったと思う」と振り返った(写真/アフロ)
総合3位となった日本チーム。表彰式を終えた直後、観客席からの拍手にお茶目なポーズ(写真/アフロ)