皇室の話題を小室圭氏の「28枚文書」が独占したこの4月、眞子内親王の弟である悠仁親王が中学3年生に進級した。悠仁親王には「高校受験」というイベントが控えている。現在通うお茶の水女子大学附属中学は、高校から女子校となるため、外部の高校へ進学する必要があるからだ。宮内庁担当記者が言う。
「悠仁さまの進学先については、様々な憶測が乱れ飛んでいます。お茶の水と『提携校進学制度』がある筑波大附属高に入学するという説もあれば、秋篠宮皇嗣殿下が東京農業大学の客員教授を務めており、悠仁さまと文化祭に訪れた縁から農大一高ではないか、という宮内庁関係者もいる。学業が優秀であることから、早稲田大学の系列校や、東大に30人以上合格する進学校の渋谷教育学園渋谷を受けるかもしれないという話もあります」
しかし、ここに来て有力視されているのが“皇室御用達”の学習院大学だ。別のベテラン宮内庁担当記者が言う。
「皇嗣殿下は10代の頃、学習院大学以外の大学への進学を希望しておられたが、上皇陛下の説得でしぶしぶ内部進学したと言われています。それもあって、眞子さまがICU(国際基督教大学)に進学することも認められた。佳子さまのICU転学や、悠仁さまが幼稚園からお茶の水を選ばれたのも、そのようなお考えが影響しているようです」
しかし、その“非学習院”の教育方針が、眞子内親王の結婚問題では裏目に出たとの見方もある。
「学習院大に比べて警備の行き届かないICUに進学されたことで、眞子さまは小室さんと出会い、現在のトラブルにつながった。“将来の天皇”である悠仁さまに、同じような間違いがあってはならない。だからこそ、警備体制が万全で皇室との縁が深い学習院が見直されているのです。悠仁さまも、まだ幼いながら秋篠宮家の置かれている状況をよく理解されていると聞きます。学習院には天皇家と縁の深い教育者も多く、帝王学を学ぶにも最適ではないか」(同前)
来年の桜の花が咲く頃、悠仁親王はどの学校の門をくぐるのか。
※週刊ポスト2021年5月7・14日号