福原愛(32才)と夫・江宏傑(32才)の“離婚裁判”の行方について、意外な声が現地・台湾では囁かれ始めている。幼い2人の子供の親権は、今は台湾を離れて暮らしている「福原が取る可能性がある」というのである。
そもそもこの問題は、今年3月、女性セブンが福原の不倫疑惑を報じたことがきっかけだった。
「福原さんは夫の江さんのモラハラに悩まされ、離婚も考えていたようですが、彼女の不倫疑惑が出たことで、問題が複雑化しました。離婚裁判をするにしても、夫のモラハラと彼女の不倫疑惑、どちらに非があるのかといった争いが生まれる可能性があります」(台湾在住ジャーナリスト)
不倫疑惑が浮上すると、台湾のメディアやSNS上では、江を擁護する論調が多数派になった。今回、江が、日本の地方裁判所に当たる台湾高雄地方法院に離婚を請求したが、2人の子供たちは現在も台湾で生活していることなどから、台湾世論では、訴訟は江にとって有利に進むと見られていた。
ところが、台湾の家庭裁判を専門とする李晏蓉弁護士が、台湾TVBS新聞(4月26日付け)の紙上で、「福原愛さんは必ずしも裁判で負けるとは限らない」と主張し、「親権を取る可能性」を説明したことで物議を醸している。
李弁護士によれば、「親権争いで最も争点となるのは両親のどちらが子供とより多く一緒に過ごせていけるかが重要である」という。つまり、親権争いにおいては、不貞行為の有無は問題の優先順位としては低く、子供とより多くの時間を過ごすことができる親が有利となるというのだ。
この点で福原は江よりも有利になる。
「これまで江さんは仕事などで家を留守にすることが多く、福原さんがワンオペで育児をしていたと言われています。また経済的な面を考えても、卓球選手としての収入が少なかった江さんよりも、日本や台湾、中国で仕事のある福原さんに明らかな分がある。李弁護士も『福原さんはベビーシッターを雇うこともできますし、子供たちにより多くのケアができる体制を整えられる。このことを裁判で主張すれば、親権争いにおいて、かなりプラスになる』と解説しています」(前出・台湾在住ジャーナリスト)