1970~80年代を中心にアイドル誌として隆盛を誇った『近代映画』では、さまざまな青春時代の女神たちが美身を披露した。17歳で鮮烈なデビューを飾った森尾由美は水着姿やテニスルックなど、さまざま披露したという。
デビュー時のキャッチコピー“レモンチックな17歳”のイメージ通り、誌面でも〈コートにダッシュ〉(1983年10月号)と爽やかにテニスをする姿や、〈シャープにダンシング!〉(1983年11月号)とバレエなどを披露した。お正月特大号では、氷点下20度の中、矢吹薫と富士山を登って「1984年はいい年でありますよーに」と手を合わせた姿も撮影。
ドラマ『思秋期VS思春期』(テレビ朝日系)で共演した広岡瞬と対談し、休日に豊島園で〈40コぐらいの乗り物にぜえ~んぶ乗ったの!!〉と告白したことも。
文/岡野誠
※週刊ポスト2021年5月7・14日号