4月下旬の夕方、都心の高級住宅街でのことだった。小柄なロングヘアの美女が全身を覆う白いコート姿のまま、猛ダッシュをし始めた。前傾姿勢の全力走。思わず二度見してしまうほど予想外の動作でインパクト大。小さな愛犬とダッシュを繰り返していたのは、フリーアナウンサーで女優の田中みな実(34才)だった。
田中といえば、多くの女性たちから憧れられる美ボディの持ち主。その秘訣は、このような自主トレーニングにあるのか。田中は「最近は、パーソナルジムに週1回。体幹を鍛えるジャイロトニックのエクササイズを週2回。数週間サボれば、これまでの努力が水の泡。継続が大切。女性っぽい丸みがあって思わず触れたくなるような体と、肌の質感が大事」と明かしている。
今年1月には、女性下着ブランド「PEACH JOHN(ピーチ・ジョン)」の新ブランドミューズ就任発表会で「ヒップを上げるためにキックボクシングも続けています」とも話した。
この夜の全力走でも、形のきれいなふくらはぎの様子がわかり、その自慢の脚で愛犬のトイプードルを易々と追い抜いていた。
田中は、昨年夏まで所属した前事務所では、約6年間で4回もマネージャーが代わり、現在の所属事務所でも、広末涼子(40才)らを担当してきた敏腕マネージャーと1年と続かなかった。田中を古くから知る芸能関係者からは「マネージャークラッシャーと言われてしまっている部分があるのです」という声もある。
ただ、一方では「仕事に対して一切妥協せずにストイックに取り組むからこそ、厳しい面もある。美と健康を極めるのもプロ意識から。世間に『美しい』と言われれば言われるほどに、裏でも頑張っているわけです」(テレビ局関係者)と、かばう声も少なくない。