5月10日発売の「週刊ポスト」は、緊急事態宣言が延長され、「まん防」も拡大しているなかで、いよいよ最終決断を迫られる「コロナとオリンピック」の真実を明らかにするスクープ号。いよいよ開催の判断が迫られる中、日本政府は、東京都は、「国民の命」と「平和の祭典」に何を語るのか。
さらに! 今号から「デビルマン」「キューティーハニー」「ハレンチ学園」の巨匠・永井豪先生の新連載マンガ『柳生裸真剣(やぎゅうらしんけん)』がスタート。エッチで胸躍る官能時代絵巻の幕開けをお見逃しなく。
今週の見どころ読みどころ
◆<カラー新連載>永井豪『柳生裸真剣』
巨匠・永井豪がついに週刊ポストに降臨! 舞台は江戸時代、将軍家の剣術指南役を務めた柳生十兵衛は、実は男装の美女だった。幼少期からそれを隠して将軍・家光との信頼関係を築いてきたが、ついに将軍に裸を見られて……。追われる身となった十兵衛だったが、脱げば脱ぐほど強くなる「裸真剣」の奥義が冴えわたる。初回はカラーでお届け!
◆<カラー特集>「もの忘れ」と「認知症」の境界線
40代にもなれば、誰しも「記憶力が落ちた」「人の名前が出てこない」といった経験はあるだろう。それはただの「もの忘れ」なのか、それとも「認知症」なのか。実は両者には明確な違いがある。人が記憶し、忘却するメカニズムから、認知症を早期発見する「アミロイドPET検査」の実力、さらに脳の老化を食い止める運動、食事、ゲームまで、豊富なカラー図版で詳しく報告する。
◆<グラビア>松山英樹と大谷翔平「世界と戦う肉体改造」完全解剖
マスターズ優勝の松山、MLBの話題を席捲する大谷。世界のトップで活躍する日本人アスリートは、その肉体もワールドクラスだった。二人とも身長、骨格に恵まれているが、国内で活躍していた時代とは明らかに体つきが変わっている。その違いをグラビアで詳細に分析した。
◆小池百合子が放つ「五輪中止爆弾」
世界で「ぼったくり男爵」とそしられるバッハIOC会長。このままオリンピックは強行されるのか。組織委員会は「ボランティア医師200人」「看護師500人」を差し出せと迫り、菅義偉・首相は「コロナは五輪に影響しない」と言い放つ。四面楚歌の小池都知事は、ついに「五輪中止」をひそかに検討し始めた。都民1300万人の命と天秤にかけられる「平和の祭典」などあり得ない!
◆「吉村はん、アンタのせいで大阪はオシマイや」
東京よりコロナ禍が深刻なのが大阪だ。すでに入院患者を上回る「入院調整中」の患者があふれ、感染者のうち入院できるのはわずか1割という地獄絵図。その悲惨な現状と、規制を出したり引っ込めたり、テレビでパフォーマンスを続ける吉村洋文・知事への府民の怒りの声を現地からリポートする。
◆あなたがいたから熱くなれた 昭和のライバル秘話第4弾
人気シリーズの4回目は、今も語り継がれる昭和ヒーロー・ヒロインが勢ぞろい。高倉健vs菅原文太、中山律子vs須田開代子、吉田拓郎vs井上陽水、瀬古俊彦vs中山竹通、加藤暠vs中江滋樹、北の富士vs玉の海、佐橋滋vs今井善衛。本人の弁と、親しかった人たちが明かす仰天エピソードにご注目。
◆<スクープ>紀州のドン・ファンが再婚を望んだ「最後の女」
和歌山の資産家殺人事件で元妻が逮捕されてまもなく2週間。いまだ取り調べには黙秘、否認を続けていると報じられているが、本誌は動機につながる可能性のある重大な事実をつかんだ。紀州のドン・ファンと呼ばれた艶福家の野崎幸助氏は、事件直前、須藤早貴・容疑者に「私たち、別れましょう」と離婚を申し渡す電話をして、自ら「ミス・ワールド」と呼んでいた別の女性との再婚を準備していたというのだ。その直後、須藤容疑者はなぜか大阪に向かい、続いて野崎氏の愛犬の死、野崎氏本人の死という衝撃の展開になった。
◆白鵬もひれ伏す「相撲部屋の裏オーナー」全リスト
角界の不透明なカネといえば「年寄株」を思い浮かべるファンが多いが、実はそれとは別に角界のパワーゲームを支配するのが「部屋のオーナー」の存在だ。年寄株を取得して部屋を継承したように見えている親方も、実は実権を持っていないケースが多い。先代が部屋の土地・建物を所有して事実上の「院政」を敷いていたり、先代の遺族が発言権を持っていたりする。42ある相撲部屋の「真のオーナー」を徹底取材で明らかにする。
◆良かれと思った終活で「我が家」も「貯金」も失った人たち
今号のカバーストーリーは、「きれいな老後」を目指した終活が、想定外に暗転してしまった悲劇を特集。自宅を売却する、子供と同居する、老人ホームに入る、退職金で投資する、がん手術を受ける、再婚する、地域デビューする――正しい老後対策と思えることが失敗に終わったのはなぜか。体験談と専門家のアドバイスでお届けする。あわせて「苦しくない死に方、痛くない死に方」も掲載。
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