「ホンダe」が売れない理由 「街中ベスト」標榜でも短すぎる足
ホンダ「Honda e Advance」。全長3.8m級のサブコンパクトBEV
フロントマスクはファニーな丸目。ステアリングの切れ角は壮絶に大きく、軽自動車も真っ青の小回り性能を見せた
スカイルーフ(ガラスサンルーフ)標準装備。採光性は良好だが開閉はできない
前席は左右電子ミラーを合わせ、5つの液晶ディスプレイが並ぶという特異な風景
前席。室内幅は1385mmと、サブコンパクトクラスのライバルと比べても狭いが、居心地は悪くない
後席は非常に狭く、子供や小柄な人専用というイメージ。あくまで前席重視という点はスペシャリティカーっぽい
荷室はきわめて狭く、手荷物プラスアルファくらいしか乗らない。シートバックを倒せば大量の荷物を積載可能だが…
シフトチェンジはボタン操作
タイヤは前205/45R17、後225/40R17サイズのミシュラン「パイロットスポーツ4」。峠での敏捷性は申し分なかった
2枚のメインディスプレイは様々な表示パターンを持ち、左右入れ替えも自由自在なので便利
電子ミラーは薄暮、夜間でも視界が明るく表示されるのが利点。半面、遠近感のとらえ方などでは慣れを要した
ボンネット上の黒いフタの下が急速&普通充電口
航続不足になるとパワーセーブがかかる。1充電100kmが目安のHonda eではそう珍しい光景ではない
日産系ディーラーで充電中。ホンダディーラーも急速充電器を設置するケースが増えているが、営業時間外は充電器が締め出されてしまうところ大半で、結局日産頼みに
Honda e(鹿児島北部の長島にて)
前サスペンション。このクラスとしては異例にも軽合金製のアームを持つ
後サスペンションは丸鋼材を切り、溶接を繰り返して作られる。クルマ全体がかなりハンドメイドに近い
Honda e(鹿児島北部の長島にて)
ホンダのEV戦略はどこまで進化できるか(Honda e)