2016年に放送されたドラマ『『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で共演した星野源(40)と新垣結衣(32)が、結婚を発表した。2人とも高感度が高く、多数のCMに出演する人気者であるだけに、気になるのが、結婚によって2人の広告業界での評価がどう変わるのか、という点だ。
新垣は、アサヒ飲料、味の素、コーセー、明治など、7社のCMに出演する「CM女王」として知られる。一部では「任天堂婚」という言葉も出ているが、星野は『スーパーマリオブラザーズ』35周年、新垣は『あつまれ どうぶつの森』『リングフィットアドベンチャー』などの任天堂CMに出演。また、星野は『どん兵衛』、新垣は『チキンラーメン』とそれぞれ日清食品のCMにも出演しており「日清婚」と言う人もいるようだ。
はたして、2人の今後のCM価値はどうなるのか? CMのキャスティング事情にも詳しい、クリエーターはこう語る。
「元々好感度の高い2人ですが、結婚で間違いなく価値は上がります。『逃げ恥』というドラマがあり、そのドラマで共演した2人がリアルで一緒になりました。星野さんと新垣さんは、スキャンダルとも無縁で好感度も高い。そんな2人が結婚することって、なかなかないでしょう。夫婦共演オファーもありえるでしょうね。色々な意味でいいことしかないです」
もちろん、夫婦CM共演にはクリアすべきハードルも少なくない。
「星野さんが所属するアミューズは、所属タレントの管理がしっかりしているので、イメージにそぐわない企画には安易にOKを出しませんし、星野さんも自分のやりたい企画を優先して出演している。だから、スーパーマリオ35周年で楽曲を提供したりCM出演したのでしょう。各社、単体もあれば、夫婦共演も含めてオファーを出したいところでしょうが、広告会社としても安易な企画は出せませんね」(同前)