◆とにかくモテたい
異性から注目を浴びたい人は、下の「東」のように左ばらいを思い切って長めに書くことを意識して。女性がドレスの裾をさっと払うような華やかなオーラがかもし出され、おのずと周りの目を引く。メイクやファッションなど、美に関する情報をキャッチするアンテナも敏感になってきれい度が増す。
これは「都」「和」「様」など、左ばらいがある文字に共通して言える。
「京」の下部にある両方の点が狭い場合は、人前で自分をアピールするのが苦手。「私を見て」と両手を大きく広げるように書くと、自分本来の魅力が引き出されるモテ文字になる。
◆コミュニケーション能力を高めたい
へんとつくりの間の空間。そこから、心の窓の開き具合がわかる。中国では昔からこの空間のことを「気宇」と呼び、「気」が通る道とされている。気とは、物やお金、知識や情報のほかに人を意味するため、空間が狭いと、人とうちとけにくく孤立した状態を作ってしまう。人とうまくコミュニケーションが図れない場合は、まず空間を広めにして、気の通りをよくすることから始めるとよい。
次第に心がオープンになって外部のものをどんどん受け入れられるようになると、人望にも恵まれて、男女世代問わず多くの人たちとの交流が持てるようになるはず。
ただし、字形が崩れるほど極端に離して書くと、頼まれごとを断れない性格になるので気をつけて。