5月25日深夜、東京・ニッポン放送は異様な緊張感に包まれていた。張り詰めた空気を一変させたのが、星野源(40)の笑顔と柔らかい言葉の数々だった。
星野が新垣結衣(32)との電撃結婚を発表したのは5月19日。この日は、ラジオの生放送に出演する星野が、結婚後初めて公の場に出るということで、ラジオ局には50人以上の報道陣が駆けつけた。
「コロナ禍での取材なので、密を避けるため、各社人数を制限していたはず。それでもかなりの人数が集まっていた。星野さんが対応する場所はラジオ局の車寄せ。密室ではありませんが、独特な緊張感が漂っていましたね」(スポーツ紙記者)
だが、星野が乗った車がラジオ局に入り、本人が柔和な笑顔と腰を低くかがめながら報道陣の前に姿を現すと、ピリピリとした空気が消え去った。以下、会見の全文だ。
星野:わぁ、すごい。すみません……すごい。わーすごい。
記者:星野さん、おめでとうございます。
星野:お忙しい中、来ていただきありがとうございます。すみません、ありがとうございます。うわー、こんな(報道陣の)数は、見たことないです(笑い)。
記者:結婚発表から一週間が経ちましたけども、今の心境はいかがですか?
星野:いろんなお世話になった方に連絡をさせていただいたりとか、あとは本当にたくさんの方からメッセージをいただきまして、返信をしていたら、あっという間に一週間経ってしまったっていう感じで。やっと今日、ちょっと落ち着いた感じで、少しほっとしております。
記者:新婚の実感は湧いてきましたか?
星野:そうですね。あのー、まだ一緒に住めてはいないので、あれなんですけども。たくさんの方に祝っていただいて、ちょっとずつ、だんだん実感が湧いてきました。