ジメジメとした鬱陶しい梅雨時は、外出時に傘を持つかどうかを天気予報をチェックする人も多いはず。重要な天気に関する情報を伝える気象予報士は、どういう経緯で資格を取得したのか。2020年から平日夕方の情報番組『ただいま!テレビ』(テレビ静岡)に出演中の小塚恵理子さんに聞いた。
* * *
生まれ育った静岡県で8年間、保育士をしていました。保育士も自分に合った大好きな仕事でしたが、他のこともやってみたいと思ったのが気象予報士を目指したきっかけです。
保育士の仕事をしながら勉強し、年間2回ある試験を計5回受け、5回目で合格しました。その後、静岡の民間気象会社を経て、30歳の時からテレビ山梨で気象キャスターを約4年務め、昨年4月からテレビ静岡の夕方の情報番組に出演しています。
「洗濯物を干すには風が強い」とか、友人やご近所さんにお話しするような感じで、生活に密着した役立つ情報を優しく伝えるのが私のモットーです。山梨では趣味でベリーダンスをしていましたが、コロナが落ち着いてきたら、次はポールダンスに挑んでみたいです!
【プロフィール】
小塚恵理子(こづか・えりこ)/1985年生まれ、静岡県出身。保育士として働きながら勉強し、2014年に気象予報士の資格を取得。民間気象会社などを経て、2020年から平日夕方の情報番組『ただいま!テレビ』(テレビ静岡)に出演中。愛称は「こづっち」。
取材・文/上田千春 撮影/内海裕之
※週刊ポスト2021年6月4日号