5月23日、米フォーダム大学ロースクールの卒業式が行われた。秋篠宮家の長女・眞子さまの婚約内定者・小室圭さんは、今年同校を卒業したが、卒業式には出席しなかった。母・佳代さんと元婚約者との金銭トラブルもいまだ解決せず、なかなか新進展しない眞子さまと小室さんの結婚問題。秋篠宮さまは、結婚について「国民の祝福を得ること」「経済基盤の安定」という2つの条件を提示したが、小室さんはこれに応えることができるのか。
小室さんは婚約内定発表時、弁護士事務所で「パラリーガル」という事務職員として働いていた。その年収は300~400万円と言われ、眞子さまが元皇族として品位を損なうことなく暮らすには心許ないという声が根強くあった。すると小室さんはアメリカに留学。前述の通り、米フォーダム大で卒業を迎え、7月にはニューヨーク州の司法試験が控えている。
ただ、小室さんの代理人は、小室さんの将来について、
「弁護士資格の取得を目指すと言っていますが、弁護士になるとは言っていません。彼はいま、ライフプランを作っている」
と、発言。皇室関係者は、
「国連、世界自然保護基金(WWF)、国際連合児童基金(ユニセフ)、国際通貨基金(IMF)などで働くのではないか」
と、語る。確かにそういった機関であれば、“元皇族の夫”として申し分のないステータスとなる。
“準皇族”として得られるメリット
今年に入り、秋篠宮ご一家を支える皇嗣職宮務官に1人の女性が抜擢された。国際協力機構(JICA)の元理事・鈴木規子氏だ。上智大学を卒業後にJICAに入団した鈴木氏は、美智子さまと同窓で深い親交があった元JICA理事長の故・緒方貞子さんの秘書などを務めた。
美智子さまは2019年に緒方さんが亡くなったときに、非公式ながら弔問されるほど緒方さんと関係が深かった。さらに、JICAが派遣する青年海外協力隊には秋篠宮さまご夫妻が接見されるなど、皇室とJICAのかかわりは深い。
「鈴木さんはJICAから外務省への出向時に、ニューヨークにある国連日本政府代表部で活躍した“元国連職員”でもあります。小室さんが国際機関で働くことを目指すのであれば、その力強い支えとなることは間違いないでしょう」(皇室記者)