眞子内親王の婚約内定者である小室圭氏は、ついにニューヨークでの留学を終え、「法務博士」の学位を得た。7月末の同州司法試験を目指して引き続き現地で勉強中だ。これに合格すれば、同州で弁護士として活動することができるようになる。結婚に向け、経済的な基盤を整えるべく着々と歩を進めているが、いまだ「どこで何をして稼ぐのか」は不透明なままだ。代理人弁護士によれば、小室氏は「弁護士資格を取得したからといって弁護士になると決めているわけではない」という。「皇室のコネを使ってニューヨークの国際機関に就職する計画ではないか」とも報じられている。
小室氏が目指す資格は、あくまで「ニューヨーク州の弁護士」である。留学中も論文コンクールで入賞するなど優秀な成績を修めていた小室氏だけに、試験にパスする可能性は高いと見られているが、その資格で他州や日本で弁護士として活動できるわけではない。だから国際機関への就職説も出てくるわけだが、いずれのケースも就職先はニューヨークが有力視されている。となれば、すんなり結婚に進んだとしても、眞子内親王とはアメリカで暮らすことになる。
自国でのバッシングを逃れてアメリカで結婚生活を送るというのは、なんだかイギリスのヘンリー王子とメーガン妃のようでもあるが、この二人がそうであるように、若い夫婦が外国で暮らしていくには経済的基盤の構築が一番の課題になる。アメリカの弁護士の年収はピンキリで、何億も稼ぐ凄腕もいれば、一般サラリーマンと変わらない年収500万円程度の人もいる。しかも、ニューヨークの物価、特に不動産価格は世界トップクラスであり、夫婦二人で住む程度のマンションでも、マンハッタンなら億は下らない。眞子内親王が日本での職を捨てて追いかけていっても、小室氏の収入だけで夫婦生活を平穏に送れる見込みは薄いのだ。
そうした事情をわかっている宮内庁関係者の間では、「最終的に小室さんは皇族としての妻に頼ろうとするのではないか」という憶測が消えない。
「日本にいても国民からはバッシングを受けるし、皇族のままでは皇室にも迷惑をかけるから、眞子さまは皇籍離脱したいと考えているでしょう。しかし、今まさに女性宮家創設が議論されている。もし眞子さまが皇籍離脱せずに女性宮家を作ることになれば、小室さんにとってはありがたい話になるでしょう。収入も安定するし、自分の仕事にもプラスのイメージがつくからです」(宮内庁担当記者)