米ニューヨーク州司法試験まであと2か月。眞子内親王との結婚を目指す小室圭氏は、念願の資格取得に向け受験勉強を進めている。しかし、日本国内の“小室バッシング”は過熱するばかり。秋篠宮皇嗣が望む「国民が納得する結婚」に向け、残された道は限られている──。
5月24日に行なわれた米フォーダム大学法科大学院の卒業式に、小室氏は姿を見せなかった。
「小室さんの姿をキャッチしようと日本のメディアも取材に詰めかけたが、肩透かしを食った格好です。7月末のニューヨーク州の司法試験までは人目を避けて静かに過ごそうと考えているのでは」(テレビ局のアメリカ特派員)
小室氏は、試験が終われば日本に一時帰国すると噂されてきた。しかしここに来て「正式に弁護士資格を得る来年1月までニューヨークにとどまるのではないか」という説も浮上している。
「米国では日本への渡航中止勧告も出たし、小室氏の代理人も『今のところ帰国や記者会見の予定はない』と語っています。合格後には弁護士登録の申請や面接もある。帰国のタイミングは遅れる可能性があります」(宮内庁担当記者)
しかし、小室氏にはいつまでも帰国を先延ばしできない事情がある。宮内庁関係者が言う。
「10月23日には眞子さまが、11月30日には皇嗣殿下が誕生日を迎えられます。小室さんと母・佳代さんの金銭トラブル解決がこのまま宙に浮いてしまうと、会見で結婚に向けて前向きなお言葉を発表できなくなってしまいます。
特に皇嗣殿下は2018年と昨年の誕生日会見で“多くの人が納得し喜んでくれている状況ではない”と強い言葉で事態の改善を求めておられます。小室さんは4月に28枚の説明文書を出し、その後、解決金支払いの意向も示しましたが、国民の多くは納得していない。西村(泰彦)宮内庁長官が“非常に丁寧に説明されている”と文書を評価して批判を浴びたこともあり、皇嗣殿下が現状のままで結婚に前向きなご発言をすることはできないでしょう。殿下の面目を潰さないためにも、宮内庁関係者の多くは小室さんが誠実な対応を取ることを望んでいます」
小室氏は秋までに「結婚に向けたけじめ」を示すべきだという指摘だ。
※週刊ポスト2021年6月11日号