国税庁の『令和元年分 民間給与実態統計調査』によると、正規社員の平均給与は年間503万円。20年前の平成11年、男性の平均給与は567万円であり、日本人の年収は毎年のように減少し、不況が続いている。そんな先行きの見えない時代に、“年商2000億円企業の2代目社長”はパワーワードだったようだ。
6月7日に結婚を発表した加藤綾子アナ(36)のお相手は“一般男性”と報道されていたが、『文春オンライン』が東京や神奈川などに約60店舗のスーパーマーケットを展開する経営者とスクープ。ネット上では、「“一般男性”じゃない」という声が飛び交っている。
カトパンに限らず、女子アナは玉の輿に乗っているイメージもある。億の年俸を稼ぎ出すプロ野球選手と結婚するアナウンサーもいるからだろう。一体、女子アナはどのくらいの年収の“一般男性”と結婚しているのだろうか。芸能記者が話す。
「年収1000万円以下(金額は推定。以下同)の男性と結婚する人はほとんどいません。今回のカトパンのように、“年商2000億円企業の2代目社長”はかなりの大金持ちに入ると思いますが、2014年にはテレビ東京の大江麻理子アナが“資産85億円”と言われるマネックス証券の松本大社長と結婚していますし、桁が違う人も目立ちます」
カトパンのように、企業社長とゴールインする女子アナは少なくない。日本テレビの永井美奈子アナは2001年にサイバードの堀主知ロバート社長、テレビ朝日の石井希和アナは2007年に楽天イーグルスの島田亨球団社長、フジテレビの島田彩夏アナは2009年にレゾナンスの近藤正純ロバート社長と婚姻届を出している(肩書きはいずれも当時)。企業の業績に左右されるとはいえ、社長となれば年収数千万円になる。堀主知ロバート氏は当時の高額納税者番付を見ると、推定年収2億円弱の年もあった。