芸能

谷原章介は「スポンサーを連れてきた」と大好評 芸能界最新父親事情

谷原章介

スタッフからも大好評の谷原章介

 今年の父の日は6月20日。世のお父さんに感謝の気持ちを伝える日ですが、芸能界では多くの人々に憧れられるパパから、そうではないパパまで、さまざまなタイプがいるようです。そこで、構成作家でコラムニストの山田美保子さんが、令和の芸能界父親事情に迫ります。

 * * *

「スポンサーまで連れてきた」と大好評の谷原章介サン

 その昔、「昼間のパパは、男だぜ~」と歌ったのは、忌野清志郎さん(享年58)でした。作詞は糸井重里サン(72才)。『清水建設』さんの企業CMソングで、オンエアにて話題を呼んだ翌年、シングルCDとして発売になりました。

 当時、CM界では、虐げられがちだった“パパ”の“昼間”にスポットライトをあて、「ちょっとちがう」「光ってる」「男」と評価した名曲。6月20日の「父の日」を前に、四半世紀以上も前の同曲が浮かんできてしまったのにはワケがありました。

 最近、何やらタイヘンなパパが目立ってやしませんか?

 まずは『女性セブン』が「養育費、月額1人1万円」と報じた東出昌大サン(33才)です。後追いした他誌も同調し、月額1万円のスポーツジムに通うのもままならない金欠状態なのだとか。かつてはナショナルクライアント4本のCMを抱え、1本あたりの契約金が3000万円ともいわれた東出サンでしたが、「1000万円減にしても、新たなCMが決まらない」との報道がありました。

 まぁ考えてみれば、東出サンの当時の“お値段”は、イメージ抜群の杏サン(35才)と、彼女がワンオペに近い状態で懸命に育てていた3人の子供さんの良好すぎるイメージが加算されてのものでした。厳しいことを言わせていただけば、1000万円減でも高いくらいなのですよ。

 しかも、コロナ禍で多くの企業は、CMキャラクター選びにより保守的。景気がいいときには存在した自虐的なコピーや内容のCMに、スキャンダラスなタレントを起用することも、なくなって久しいのです。身から出たサビとはいえ、CMオファーは当分ないと思われます。

 その逆で、これからさらに多くのクライアントからオファーが来そうなのは谷原章介サンです(48才)。このたび、『ベスト・ファーザー イエローリボン賞』を受賞なさいました。芸能界でも随一といえる3男3女のパパであり、この4月から担当する『めざまし8』(フジテレビ系)のMCが大好評。授賞式での「毎朝、学校に行く前に(『めざまし8』を)見てくれて1つの新たなつながりができた」や「妻のおかげだと思っています。ぼくのいないときに妻がぼくのことを立ててくれる」なるコメントも100点満点でした。さらに、当日お召しになっていたジャケットは高2のとき、お父様から買ってもらった『ブルックス・ブラザーズ』だったとか。完璧ですね。

関連記事

トピックス

同僚に薬物を持ったとして元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告が逮捕された(時事通信フォト/HPより(現在は削除済み)
同僚アナに薬を盛った沖縄の大坪彩織元アナ(24)の“執念深い犯行” 地元メディア関係者が「“ちむひじるぅ(冷たい)”なん じゃないか」と呟いたワケ《傷害罪で起訴》
NEWSポストセブン
電動キックボードの違反を取り締まる警察官(時事通信フォト)
《電動キックボード普及でルール違反が横行》都内の路線バス運転手が”加害者となる恐怖”を告白「渋滞をすり抜け、”バスに当て逃げ”なんて日常的に起きている」
NEWSポストセブン
入場するとすぐに大屋根リングが(時事通信フォト)
興味がない自分が「万博に行ってきた!」という話にどう反応するか
NEWSポストセブン
過去の大谷翔平のバッティングデータを分析(時事通信フォト)
《ホームランは出ているけど…》大谷翔平のバッティングデータから浮かび上がる不安要素 「打球速度の減速」は“長尺バット”の影響か
週刊ポスト
16日の早朝に処分保留で釈放された広末涼子
《逮捕に感謝の声も出る》広末涼子は看護師に“蹴り”などの暴力 いま医療現場で増えている「ペイハラ」の深刻実態「酒飲んで大暴れ」「治療費踏み倒し」も
NEWSポストセブン
初めて沖縄を訪問される愛子さま(2025年3月、神奈川・横浜市。撮影/JMPA)
【愛子さま、6月に初めての沖縄訪問】両陛下と宿泊を伴う公務での地方訪問は初 上皇ご夫妻が大事にされた“沖縄へ寄り添う姿勢”を令和に継承 
女性セブン
中村七之助の熱愛が発覚
《結婚願望ナシの中村七之助がゴールイン》ナンバーワン元芸妓との入籍を決断した背景に“実母の終活”
NEWSポストセブン
松永拓也さん、真菜さん、莉子ちゃん。家族3人が笑顔で過ごしていた日々は戻らない。
【七回忌インタビュー】池袋暴走事故遺族・松永拓也さん。「3人で住んでいた部屋を改装し一歩ずつ」事故から6年経った現在地
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で天皇皇后両陛下を出迎えた女優の藤原紀香(2025年4月、大阪府・大阪市。撮影/JMPA)
《天皇皇后両陛下を出迎え》藤原紀香、万博での白ワイドパンツ&着物スタイルで見せた「梨園の妻」としての凜とした姿 
NEWSポストセブン
“極度の肥満”であるマイケル・タンジ死刑囚のが執行された(米フロリダ州矯正局HPより)
《肥満を理由に死刑執行停止を要求》「骨付き豚肉、ベーコン、アイス…」ついに執行されたマイケル・タンジ死刑囚の“最期の晩餐”と“今際のことば”【米国で進む執行】
NEWSポストセブン
何が彼女を変えてしまったのか(Getty Images)
【広末涼子の歯車を狂わせた“芸能界の欲”】心身ともに疲弊した早大進学騒動、本来の自分ではなかった優等生イメージ、26年連れ添った事務所との別れ…広末ひとりの問題だったのか
週刊ポスト
2023年1月に放送スタートした「ぽかぽか」(オフィシャルサイトより)
フジテレビ『ぽかぽか』人気アイドルの大阪万博ライブが「開催中止」 番組で毎日特集していたのに…“まさか”の事態に現場はショック
NEWSポストセブン