ヘア&メイクアップアーティスト山本浩未さんが、オトナのための美容情報を紹介。今回は、地球にも自分にもやさしいバスタイムをご提案。
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最近、「サステナブル」や「SDGs」という言葉をよく聞くようになったと思います。簡単にいうと「持続可能な社会のために、地球にやさしい生活をしましょう」ということ。美容の世界にもすごくその流れはあって、コスメのパッケージやボトルを再生可能なものにする、といった取り組みが進んでいます。
イヴ・ロシェのシャワージェル、『エコボディウォッシュ』のように水分量を4分の1に減らした商品も登場。中身を濃縮してコンパクトにすることで運送コストが減り、プラスチックの使用量は半分になったそう。さらに製品を1つ買うごとに、世界中のどこかに木が1本植樹されるんですって。
濃縮タイプなので、使用量はほんのワンプッシュでOK。少量でもモコモコの泡ができてやさしく洗え、洗い上がりの肌はしっとり潤います。フランスの老舗ボタニカルビューティーケアブランドらしく、香りも癒し系。3種類あってどれもナチュラルでよいのですが、私は女性にうれしい「ざくろ&ピンクベリー」を使っています。
私流の体の洗い方もご紹介しますね。実は脇の下、首回り、デリケートゾーンなど汗をかきやすいところ以外はあまり泡洗いしないようにしてるんです。でも、足先はしっかり洗うの。大人は血流が悪くなって、足先の毛細血管が滞りがちになるので、お風呂で温まったらマッサージも兼ねて、特に指の1本1本と、かかとは意識して洗います。
習慣にすると足がすっきりしますよ。さらに地に着いている足は「エネルギーの出入り口」と呼ばれているそうなので、清潔にしておくのがこだわりです。
これからはますます環境に配慮した商品が増えていくはず。ボディーソープのように毎日使うものは意識しやすいですよね。特にシャワーを浴びる機会が増えるこれからの季節、心地よくエコにつながるアイテムはおすすめです!
【プロフィール】
山本浩未(やまもと・ひろみ)/ヘア&メイクアップアーティスト1964年生まれ。「今すぐ実践できる」を発信する、メイクの第一人者。
※女性セブン2021年7月1・8日号