図鑑の中でしか見ることのできなかった生き物たちに出合い、その息吹を感じる──図鑑に入りこむようなデジタル体験型施設「ZUKAN MUSEUM GINZA」が東急プラザ銀座6階にオープンした。
約1500平米の空間に広がる「森林」「水中」「草原」などのエリアに現われるのは、主に「小学館の図鑑NEOシリーズ」から横断的に選んだ多種多様な生き物たち。
フォトリアルではなく、イラストタッチのアニメーション表現のため、生き物の細かな特徴が観察でき、虫が苦手な人でも楽しめる。空間内は24時間の経過や天候の変動を表現するように設計され、リアルな自然環境が体験できるのもユニークだ。
アリの目線で雑木林を疑似探検したり、森林で尾をくわえて丸くなるアルマジロトカゲを観察したり、夜の水辺でホタルを見たりと、銀座の真ん中で大人も子供も夏休みを満喫できる。
ZUKAN MUSEUM GINZA powered by 小学館の図鑑NEO
【住所】東京都中央区銀座5-2-1 東急プラザ銀座6階
【開館】11時~20時
【休館】東急プラザ銀座に準じる
【入場料】大人2500円、中学・高校生1700円、小学生1200円、未就学児(3歳以上)900円
※週刊ポスト2021年7月30日・8月6日号