東京五輪の開会式の翌日に突然飛び込んできた芸能ニュースに世間は驚いた。篠原涼子(47才)と市村正親(72才)の離婚発表。さらに、2児の親権を市村が持つことになったことについても、多くの反響を呼んでいる。
「現在、長男が中学1年生で、次男は小学4年生。まだ子育てが大変な時期だと言えます。市村さんは72才で、2014年には胃がんを患うなど、高齢ゆえに心配なところもありますよね」(市村の知人)
厚生労働省によれば、母親が親権者になった割合は、戦後間もない1950年は40%だったが、1960年代半ばに父母が逆転。現在、親権者が母親である割合は84%(2019年時点)に達している。
親権については篠原と市村は何度も話し合って決めたことだという。
「離婚はしますが、篠原さんはお子さんの近くに住み、これからも子育てを続けていくようです。つまり母親を卒業したわけではない、ということ。それに篠原さんは、父親としての市村さんを尊重していますし、その思いは今後も変わらない。これまでも、市村さんは多忙の篠原さんに代わって、お子さんの学校への送り迎えなどを率先してやってきましたからね。お子さんへの接し方を変えないためにも、“親権は市村さんに”ということにしたのでしょう」(前出・二人の共通の知人)
親権について、市村はこうコメントしている。
《私と涼子は言うまでもなく父として、母として可愛い子どもたちと繋がっています。(中略)人生の先輩である私の強い希望で、親権は私が持つことを受け入れてくれました。これからはそれぞれ役者として、親として、新たなカタチのパートナーとなり、子どもを支えていきたいと思います》
夫婦ではなくなったが、親として二人は今後もかかわり続けていくようだ。