関西ジャニーズJr.の人気グループ「なにわ男子」が11月12日にCDデビューすることが、7月28日に横浜アリーナで開催されたコンサート『なにわ男子 First Arena Tour 2021 #なにわ男子しか勝たん』の中で発表された。かねてより「7月28日(なにわの日)には大きな発表があるのではないか」とファンの間でデビュー発表への憶測が広まっていたが、実際にデビュー発表が行われると、メンバーは膝から崩れ落ち、号泣して歓喜した。
なにわ男子のメンバーは藤原丈一郎、高橋恭平、大西流星、西畑大吾、道枝駿佑、長尾謙杜、大橋和也の7人。関西圏のバラエティ番組で培ったお笑いスキルと、チャーミングなルックス、そして平均年齢は21.3歳という若さでジャニーズの新時代を担うグループとして注目されている。これまで関ジャニ∞の大倉忠義が彼らのプロデュースや指導を行ってきたことから、関ジャニ∞のファンからも“エイトの弟分”として愛されてきた。
若い世代の女性を中心に人気が高く、コンサートは即完売。舞台経験も豊富で、テレビドラマにも出演するなど、数々の場数を踏んできた、“即戦力のアイドル”としてのデビュー前からの評価は高い。
なにわ男子がCDをリリースするレコード会社は、ジャニーズ事務所のグループ会社であるジェイ・ストーム(J Storm)。通常、ジャニーズアイドルのCDデビューは水曜日が通例となっているが、なにわ男子のデビュー日である11月12日(金)は、ジェイ・ストームの設立日。レコード会社の20周年記念日のデビューということで、大きな期待を寄せられていることもうかがえる。
ジャニーズアイドルのCDデビューは、2020年の1月にSnow ManとSixTONESが初の2グループ同時デビューを果たして以来となるが、関西ジャニーズJr.からのデビューに限れば、ジャニーズWESTのデビュー(2014年4月)以来、7年7か月ぶりとなる。そんな彼らのデビューに対して、ジャニーズファンは感慨深い思いを抱いているようだ。