芸能

鈴木保奈美、離婚発表で注目度上昇「ニュースの女」であり続ける生き方

女優業に本格復帰するきっかけとなった(!?)2018年のドラマ『SUITS/スーツ』発表会見の姿。美しくて強い女性役がピタリとハマります

女優業に本格復帰するきっかけとなった(!?)2018年のドラマ『SUITS/スーツ』発表会見の姿。美しくて強い女性役がピタリとハマる

 とんねるずの石橋貴明(59才)と離婚した鈴木保奈美(54才)。ここ数年は精力的に女優として活動する彼女を長年ウォッチしてきたのが、放送作家でコラムニストの山田美保子さんだ。山田さんが、“鈴木保奈美”という生き方を分析する。

 * * *
 23年間、連れ添った石橋貴明サンとの離婚を発表した鈴木保奈美サン。

 マスコミやファンへの報告の場は貴明サンのYouTubeチャンネル『貴ちゃんねるず』でしたし、保奈美サンは今後も貴明サンが社長を務める事務所に所属されるそうですから、一瞬、イニシアチブを握っているのは貴明サンのように見えます。しかも、表向きは(!)流行りの卒婚に近いような雰囲気も。

 慰謝料や親権などについては明かされていませんが、唯一、われわれに伝えられた離婚理由は、昨年、三女さんが高校を卒業し、子育てに一区切りがついたからです。

『女性セブン』のスクープで、保奈美サンが3億円のマンションを個人名義で購入していたのをキャッチしたのも“昨年”のことですから、保奈美サンは着々と計画を進めていたというワケ。保奈美サンが主導権を握り、綿密に計画をして離婚に至ったというのは間違いなさそうですね。

 果たして、この離婚報告を受けてのマスコミの記事の主語は100%、「鈴木保奈美」になりました。私も早々に「NEWSポストセブン」で原稿を書かせていただきました。

 あの『東京ラブストーリー』(1991年・フジテレビ系)以来、“鈴木保奈美ウオッチャー”だった私。某誌で同ドラマのキャストの皆さんの取材をさせていただいたとき、現場にお見えになっていた担当プロデューサー氏と保奈美サンの何ともいえない雰囲気に「アレ?」と思ったのも鮮明に覚えています。

 そこから彼女は、氏との関係に悩んだり振り回されたりしているように見えました。その後の交際報道や2度の電撃結婚はどれも「あてつけ」といわれたものですよね。

 とはいえ、貴明サンに連れ添った年月は決して短いものではありません。娘さん3人を育てあげたのも、立派なことだと思います。今回の離婚に、保奈美サンの“過去”が何か関係しているかと問われたら、それは「NO」と断言できます。でもやっぱり、昔のことが書きたくて書きたくて……、書いちゃいました。

 当初、保奈美サンの“過去”に言及した記事は見当たらなかったのですが、私がきっかけを作ってしまったのでしょうか。いまだに記事の多くは奔放な彼女の恋愛遍歴や結婚歴、近年、貴明サンとの間に生じた格差などに言及した「主演・鈴木保奈美」のヒストリーばかりです。

 それにしても、『貴ちゃんねるず』で貴明サンの傍らでほほ笑む保奈美サンは本当におきれいでした。そして本当にスッキリした笑顔でした。

 一方、貴明サンは、苦虫を噛み潰したよう……とまではいいませんが、何ともいえない表情でしたよね。

関連記事

トピックス

フジテレビの第三者委員会からヒアリングの打診があった石橋貴明
《離婚後も“石橋姓”名乗る鈴木保奈美の沈黙》セクハラ騒動の石橋貴明と“スープも冷めない距離”で生活する元夫婦の関係「何とかなるさっていう人でいたい」
NEWSポストセブン
原監督も心配する中居正広(写真は2021年)
「落ち着くことはないでしょ」中居正広氏の実兄が現在の心境を吐露「全く連絡取っていない」「そっとしておくのも優しさ」
NEWSポストセブン
休養を発表した中居正広
【独自】「ありえないよ…」中居正広氏の実兄が激白した“性暴力認定”への思い「母親が電話しても連絡が返ってこない」
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
〈山口組分裂抗争終結〉「体調が悪かろうが這ってでも来い」直参組長への“異例の招集状” 司忍組長を悩ます「七代目体制」
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(時事通信フォト)
「うなぎパイ渡せた!」悠仁さまに筑波大の学生らが“地元銘菓を渡すブーム”…実際に手渡された食品はどうなる
NEWSポストセブン
新年度も順調に仕事を増やし続けている森香澄
《各方面から引っ張りだこ》森香澄、“あざとかわいい”だけじゃない「実はすごいアナウンス力」、「SNSの使い方はピカイチ」
NEWSポストセブン
4月7日、天皇皇后両陛下は硫黄島へと出発された(撮影/JMPA)
雅子さま、大阪・沖縄・広島・長崎・モンゴルへのご公務で多忙な日々が続く 重大な懸念事項は、硫黄島訪問の強行日程の影響
女性セブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された(左/時事通信フォト)
広末涼子の父親「話すことはありません…」 ふるさと・高知の地元住民からも落胆の声「朝ドラ『あんぱん』に水を差された」
NEWSポストセブン
SNSで出回る“セルフレジに硬貨を大量投入”動画(写真/イメージマート)
《コンビニ・イオン・スシローなどで撮影》セルフレジに“硬貨を大量投入”動画がSNSで出回る 悪ふざけなら「偽計業務妨害罪に該当する可能性がある」と弁護士が指摘 
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(撮影/JMPA)
悠仁さま、入学式で隣にいた新入生は筑附の同級生 少なくとも2人のクラスメートが筑波大学に進学、信頼できるご学友とともに充実した大学生活へ
女性セブン
都内にある広末涼子容疑者の自宅に、静岡県警の家宅捜査が入った
《ガサ入れでミカン箱大の押収品》広末涼子の同乗マネが重傷で捜索令状は「危険運転致傷」容疑…「懲役12年以下」の重い罰則も 広末は事故前に“多くの処方薬を服用”と発信
NEWSポストセブン
人気のお花見スポット・代々木公園で花見客を困らせる出来事が…(左/時事通信フォト)
《代々木公園花見“トイレ男女比問題”》「男性だけずるい」「40分近くも待たされました…」と女性客から怒りの声 運営事務所は「男性は立小便をされてしまう等の課題」
NEWSポストセブン